イベント告知

中井精也:ゆる鉄画廊

鉄道写真家の中井精也さんが、自身の作品を対面で販売するイベント「ゆる鉄画廊」が9月15日(金)より始まる。

「写真を飾ることを楽しんでもらいたい」という中井さんの想いを実現した実験的なイベントで、中井さんの作品が1万〜1万2,000円の範囲で購入できる。

作品は基本的に1点もの。事前に裏打ちが施されるほか、プリントに付加価値をつけるため、額に工夫をしたり、画材を塗るなど、オリジナリティを加えるという。

僕は広告やテレビ出演、雑誌での執筆など、写真家として活動していますが、写真を生業にしてからずっと温めている夢があります。それは自分の撮った写真額を、たくさんの人の部屋に飾ってもらうこと。もっと言えば、画家がそうであるように、自分の写真を販売して生計を建てられるようになること。それを目指してwebなどで写真の販売をしてきましたが、なかなか思うように買ってもらえません。その理由を考えていて、自分が販売していた額装は、金額もスタイルも、自分の写真を立派に見せることしか考えていなかったことに気づきました。もっとカジュアルに写真を飾ることを楽しんでもらいたい。そんな想いから販売価格を思い切って抑えました。ただ安かろう悪かろうでは意味がありません。作品には「裏打ち」加工をして、湿度の多い日本でも波打たないようにするとともに、オリジナリティーをプラスするため、画材を塗ったり、額に加工するなどの工夫を凝らし、サインを入れてお渡しします。残念ながら日本には写真額を買って飾る習慣があまり浸透していませんが、これをきっかけに写真を飾る文化が少しでも広まれば、そして写真を販売して写真家が暮らせるようなシステムが作れれば、と夢見ています。ぜひあなたの部屋に、僕の写真を飾ってください。

「ゆる鉄画廊」でお待ちしています。

鉄道写真家 中井精也

展示見本(SLばんえつ物語号)

展示見本(小湊鐵道)

会場

AYUMI GALLERY(アユミギャラリー)
東京都新宿区矢来町114

スケジュール

9月15日(金)15時〜19時
9月16日(土)13時〜19時
9月17日(日)13時〜19時
9月18日(月)13時〜19時
9月19日(火)13時〜19時
9月20日(火)13時〜16時

※予想を上回る売れ行きや品切れの場合は、期間中でも早期終了の可能性があります。
※来場者数が多い場合、整理券などで入場制限する可能性があります。

作家在廊予定

休憩時間を除き在廊の予定。