フォトコンテスト
今年も「生きもの写真リトルリーグ」が開催
小中学生対象の写真コンテスト 入賞作品は小諸高原美術館に展示
2017年6月28日 11:56
小中学生を対象とした写真コンテスト「生きもの写真リトルリーグ2017」の作品募集が始まっている。「生きもの」をテーマとした写真コンテストで、開催は今年で3回目。自然や生きものを見つめ、写真の表現力を高める機会として設けられた。単写真また最大5枚の組写真を受け付ける。
応募受付は7月10日(月)まで(当日消印有効)。予選選考を7月下旬に実施し、優秀作品は8月5日(土)〜9月3日(日)の間、長野県にある小諸高原美術館に展示される予定。
展示中の8月19日(土)に同美術館で本選が行われ、最優秀作品賞や優秀作品賞他が選出される。当日は予選で「地区賞」を賞した参加者を招いての授賞式と、作品に登場する生きものの学びを深める「生きものサミット」が実施される。
前回「生きもの写真リトルリーグ2016」の最優秀作品&優秀作品
このコンテスト、参加するのが小・中学生とはいえ、それだけに生きものを見つめる目は真剣そのもの。2016年度の入賞作品を掲載するので見て欲しい。生きもの好きのお子さんがいらっしゃる読者は、チャレンジを促してはいかがだろうか。
関連イベントも盛況 副賞にはLUMIX G8も
今年の生きもの写真リトルリーグでは関連イベントとして、4回の関連イベントを開催。
審査委員長の海野和男さんによる講演「生きもの写真のススメ」は、伊丹市昆虫館(4月23日)、北海道博物館(5月28日)、長野県動物愛護センター(6月11日)の3箇所。小諸では、海野さんによる撮影体験会も併催された。また6月4日には、宮崎総合博物館で東木場昭裕さんによる講演や撮影体験会も行われている。
最優秀作品と優秀作品の受賞者に贈られる副賞も変更されており、今年は最優秀作品賞にミラーレスカメラの「LUMIX G8」、優秀作品賞に「LUMIX FZ85」がそれぞれ贈られる。また、今年は新たに協賛として株式会社学研プラスが参加し、別途副賞の提供を行なうとしている。
審査委員長 昆虫写真家・海野和男さんからのメッセージ
デジカメ Watchの読者のみなさんは写真が大好きな方々でしょう。でも自分だけ楽しんでいませんか?
お子さんやお孫さん、生徒さんの中に虫や鳥、花やカエルなどの生きもの大好きな子どもたちはいませんか?
この生きもの写真リトルリーグは、生きもの好きの子どもたちに、生きものの写真を撮ってもらいたいとはじめた企画です。
子供一人で撮りに行くのが難しければ、これはチャンス。写真好きのお父さんや、お母さん、おじいさんやおばあさんと子どもたちのふれあいのチャンスです。
子供時代に生きものにふれ、写真を撮れば、それは子どもたちの感性を目覚めさせます。勿論夏休みの宿題にも役立つし、将来、失われていく自然を何とかしなければと考えることのできる、素晴らしい大人が誕生するのです。
是非、みなさんの近くにいる子どもたちを連れて、公園や野山で写真を撮って応募して下さい。
募集概要
テーマ
「生きもの」
植物、きのこなども含まれる(人は含まれない)
応募資格
小学生、中学生の個人の応募。または、小学生、中学生のグループの応募。
応募形態
単写真または最大5枚の組写真。1人5作品までデータで受付。今回よりメールで応募も可。
1回の送信で添付できる画像データサイズは2MBまで。
郵送応募の場合は、応募用紙に必要事項を記入し、作品を保存したCD-R、DVD-R、SDメモリーカードとともに応募する。最大画素数での撮影を推奨。
応募受付期間
7月10日(月)まで(当日消印有効)
賞
優秀作品の表彰
・最優秀作品賞(1点)
・優秀作品賞(6点)
・小諸市長賞(1点)
・小諸高原美術館賞(1点)
・奨励賞(7点)
賞牌
副賞として
・最優秀作品賞1名(デジタル一眼カメラ LUMIX DMC-G8)
・優秀作品賞6名(デジタルカメラ LUMIX DMC-FZ85)
・小諸市長賞1名(デジタルカメラ LUMIX DMC-FZ85)
・小諸高原美術館賞1名(図鑑)
・奨励賞7名(図鑑)
・各地区代表親子2名を生きものサミットへ招待
応募先
〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-5 電算ビル3F
パナソニックキッズスクール運営事務局内
生きもの写真リトルリーグ 2017 コンテスト応募 係
応募用紙は公式サイトからもダウンロード可能。
本選・授賞式
8月19日(土)長野県小諸高原美術館
受賞作品展示・掲載
小諸高原美術館、生きもの写真リトルリーグ公式ホームページ、生きもの写真リトルリーグ関連イベント
審査委員(敬称略)
審査委員長:海野和男(昆虫写真家)
審査委員:安珠(写真家)、石田立雄(元CAPA総括編集長)、伊知地国夫(科学写真家)
生きものサミットへの参加
各地区賞受賞者の7名は、8月19日(土)小諸市で開催される生きものサミットに参加。審査委員長の海野和男氏のもと、応募作品の生きものについて生態を学ぶ。各地区代表親子2名の小諸市への往復旅費、宿泊費を主催者が負担。
主催
生きもの写真リトルリーグ実行委員会
後援
小諸市・小諸市教育委員会、日本自然科学写真協会、公益社団法人 日本写真協会
協賛
株式会社学研プラス
特別協賛
パナソニック株式会社
協力
小諸高原美術館
株式会社朝日新聞出版 アサヒカメラ
株式会社モーターマガジン社 月刊カメラマン
株式会社学研プラス CAPA
株式会社インプレス デジタルカメラマガジン
株式会社日本カメラ社 日本カメラ
株式会社日本写真企画 フォトコン
株式会社玄光社 フォトテクニックデジタル
株式会社キタムラ