フォトコンテスト

小中学生対象の写真コンテスト「生きもの写真リトルリーグ2016」、今年の夏も開催

あらゆる動植物がテーマのコンテスト 優秀作品の作者は海野和男さんと「生きものサミット」に参加!

小中学生を対象とした写真コンテスト「生きもの写真リトルリーグ2016」が、作品を募集中だ。各地区の受賞者は、夏休みに長野県小諸高原美術館で開かれる「生きものサミット」に招待される。

「生きもの」をテーマとした写真コンテストで、昨年に続いての開催。自然や生きものを見つめ、写真の表現力を高める機会として設けられた。単写真また最大5枚の組写真で受け付けている。

応募受付は7月11日(月)まで(当日消印有効)。

その後、8地区の予選で優秀作品が選ばれる。優秀作品は8月6日(土)〜9月4日(日)の間、小諸高原美術館に展示される予定。

展示中、小諸市では「生きものサミット」を開催。優秀作品の作者は、8月20日(土)に小諸高原美術館で行われる本選・授賞式に参加できる。そこで決定するのが、「生きもの写真リトルリーグ2016」最優秀作品賞だ。

前回「生きもの写真リトルリーグ2015」の最優秀作品&優秀作品

テーマの「生きもの」は幅広い。日本全土の「生きもの」すべてが被写体だ。参考までに、前年度の上位受賞作品をお見せしよう。

最優秀作品賞
ハマヒルガオさく浜辺の昆虫(小学4年生 田中碧さん)関西 ※組写真のうちの1枚
優秀作品賞
カモメが見る(中学2年生 舩木みちるさん)北海道
おじいちゃんのキャベツから出たなぞの青虫(小学4年生 丹羽凛空さん)東北 ※組写真のうちの1枚
さなぎになる(中学1年生 髙橋謙信さん)関東 ※組写真のうちの1枚
本能を学ぶ〜近所に住むハヤブサを追って〜(中学2年生 佐藤匠馬さん)中部・東海 ※組写真のうちの1枚
ふえろ! オオムラサキ(小学3年生 村上八雲さん)中国 ※組写真のうちの1枚
仲良しベニシジミ(小学5年生 山本昇平さん)四国
つくしの上から さあとぶぞ!(小学3年生 土屋昌寛さん)九州・沖縄
小諸高原美術館賞
花粉を集めるクマンバチ(小学6年生 湯本弘都さん)長野県小諸市

と言った具合に、身近なものから珍しいものまで、あらゆる動植物が対象のこのコンテスト。いずれの作品も子どもならではの視点が興味深く、しかも被写体の生き生きした一瞬を見事捉えている。

審査委員長 昆虫写真家・海野和男さんからのメッセージ

海野和男さん

ぼくは子どもの頃から生きものの写真が好きでした。けれど当時は生きものの写真を撮れるカメラはほとんどありませんでした。

今はデジタルカメラが発展して、昔は考えられないような写真が手軽に撮れるようになりました。今の子どもたちがうらやましいです。

子どもたちに是非、生きものの写真を撮ってもらいたいのです。楽しいこと請け合いです。

一人で撮りに行くのが難しければ、これはチャンス。写真好きのお父さんや、お母さん、おじいさんやおばあさんと子どもたちのふれあいのチャンスです。

それに写真を撮って、被写体の生きもののことを調べれば、夏休みの自由研究にももってこいです。

「生きもの写真リトルリーグ」への応募を是非お奨め下さい。

思えば、あと1ヶ月もすると夏休み。この夏お子さんとともに、生きもの写真にハマってみてはいかがだろうか。普段カメラ趣味に理解を示してくれない奥様も、これなら一緒に興味を持ってくれるかも?

募集概要

テーマ

「生きもの」
植物、きのこなども含まれる(人は含まれない)

応募資格

小学生、中学生の個人の応募。または、小学生、中学生のグループの応募。

応募形態

単写真または最大5枚の組写真。1人5作品までデータで受付。

応募用紙に必要事項を記入。作品を保存したCD-R、DVD-R、SDメモリーカードとともに応募する。最大画素数での撮影を推奨。

応募受付期間

7月11日(月)まで(当日消印有効)

優秀作品の表彰
・最優秀作品賞(1点)
・優秀作品賞(7点)
・小諸高原美術館賞(1点)

賞牌
副賞として
・最優秀作品賞1名(デジタル一眼カメラ LUMIX DMC-GX7 MarkⅡ)
・優秀作品賞7名(デジタルカメラ LUMIX DMC-TX1)
・小諸高原美術館賞1名(デジタルカメラ LUMIX DMC-TX1)
・各地区賞受賞者全員(生きものサミットへ招待)

応募先

〒104-0061 東京都中央区銀座8-10-5 電算ビル3F
パナソニックキッズスクール運営事務局内
生きもの写真リトルリーグ 2016 コンテスト応募係

応募用紙は公式サイトからもダウンロードできます。

本選・授賞式

8月20日(土)長野県小諸高原美術館

受賞作品展示・掲載

小諸高原美術館、生きもの写真リトルリーグ公式ホームページ、パナソニックセンター東京/大阪などを予定

審査委員(敬称略)

審査委員長:海野和男(昆虫写真家)
審査委員:安珠(写真家)、石田立雄(元CAPA総括編集長)、伊知地国夫(科学写真家)

生きものサミットへの参加

各地区賞受賞者の8名は、8月20日(土)小諸市で開催される生きものサミットに参加。審査委員長の海野和男氏のもと、応募作品の生きものについて生態を学ぶ。各地区代表親子2名様の小諸市への往復旅費、宿泊費を主催者が負担。

主催

生きもの写真リトルリーグ実行委員会

後援

小諸高原美術館、日本自然科学写真協会、公益社団法人 日本写真協会。

特別協賛

パナソニック株式会社

協力

株式会社朝日新聞出版 アサヒカメラ
株式会社モーターマガジン社 月刊カメラマン
株式会社学研プラス CAPA
株式会社インプレス デジタルカメラマガジン
株式会社日本カメラ社 日本カメラ
株式会社日本写真企画 フォトコン
株式会社玄光社 フォトテクニックデジタル
株式会社キタムラ

問い合わせ先

パナソニックキッズスクール運営事務局内「生きもの写真リトルリーグ」係
電話番号:03-3572-0811(受付時間:平日9時〜17時)
E-メール:support@ikimonosyasin-littleleague.jp