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ニコン、「D810」のファームウェアを公開

外部レコーダーとの連携に対応

ニコンは10月29日、デジタル一眼レフカメラ「D810」のファームウェアを公開した。バージョン番号はC:Ver.1.10。

セットアップメニュー[ HDMI ] に [外部記録制御] が追加されました。[する] に設定すると、Atomos Open Protocol に対応した市販の外部レコーダー (Atomos 社のSHOGUN、NINJA2 またはNINJA BLADE) とカメラをHDMI ケーブルで接続したときに、カメラ側の操作に連動して外部レコーダーの動画記録の開始、終了を行えます。

ご注意

[セットアップメニュー] > [HDMI] > [ 出力解像度 ] > [ 576p(プログレッシブ) ] または、[ 480p(プログレッシブ) ] 以外に設定してください。

* 本機能に関する補足説明書を用意しております。

・ 下記の現象を修正しました。

- 外付けスピードライトにて距離優先マニュアル発光(GN)で撮影した画像をカメラの液晶モニターで見た場合、撮影情報に表示される距離設定値が正しく表示されない。

- 静止画ライブビューで、[ カスタムメニュー ] > [ b 露出・測光 ] > [b4 露出補正簡易設定 ] > [ [露出補正簡易設定 ] を [ する(自動リセット) ] にしてコマンドダイヤルで補正をしても、ライブビューの画面の明るさが変化しない。

- 静止画ライブビューで、プレビューボタンに [プレビュー] を割り当ててプレビューボタンを押すと開放絞りになるが、開放絞りを示すマークがカメラ背面の画像モニターに表示されない。

- 動画ライブビューで、静止画撮影するためにレリーズしても、まれにシャッターがきれないことがある。

- 動画ライブビューで、HDMI接続した外部レコーダーの音声に約4秒間隔の雑音が入ることがある。

- 動画ライブビューで、カメラのモニターに表示されるシャッター速度、F値、ISO感度の値が、実際に動画記録されたファイルの値とちがっている。

- 1 コマ表示モードで [画像のみ表示] にすると、動画再生中に音量調整ができないことがある。

- 撮影したRAW画像を、[画像編集メニュー] > [RAW現像] でマイナス側に露出補正して現像すると、正しく補正されない。

- [撮影メニュー] > [HDR(ハイダイナミックレンジ)] に設定して撮影すると、まれに撮影画像が正しい状態で記録できないことがある。

- インターバル撮影で [露出平滑化] を [ON] にすると、2コマ以降で露出がオーバーになる。

- ファイル番号に使われる通し番号がずれてしまう。

- 一部のメニュー言語で、[セットアップメニュー] > [位置情報] > [位置情報表示] で、文字が欠けている。

- 一部のメニュー言語で、セットアップメニュー] > [AF微調節] > [個別レンズ登録リスト] で、文字が欠けている。

・ 一部のヘルプの記載内容を修正しました。

ダウンロードセンター>D810

D810は、有効3,635万画素のFXフォーマットを採用するデジタル一眼レフカメラ。ボディの実勢価格は税込31万7,170円前後。

(本誌:武石修)