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トランセンド、CFast 2.0メモリーカードに参入

速度はCFの約3倍 128GBと256GB

トランセンドジャパン株式会社は7月24日、CFast 2.0規格に対応したメモリーカード「CFX650」をコンシューマー向けに発売すると発表した。

発売日は未定。市場想定価格は、容量128GBのTS128GCFX650が5万9,800円、容量256GBのTS256GCFX650が11万8,000円前後の見込み(いずれも税込)。

CFast 2.0は、2012年9月にCompactFlash Association(CFA)が発表した新規格の記録メディア。CFとは見た目が近いものの、インターフェースにSATA IIIを採用、従来のCFスロットでCFast 2.0メモリーカードは使用できない。7月24日現在、業務用デジタルビデオカメラ(例えばキヤノンXC10)で採用例があり、民生用デジタルカメラでの採用例はない。

トランセンドによると、転送速度は読出し最大540MB/秒、書き込み最大370MB/秒。CFの約3倍としている。

専用管理ツール「RevoveRx」や3年保証がつく。

(本誌:折本幸治)