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Elinchrom、バッテリーストロボの新モデル「ELB 400」

リサイクルタイム短縮、出力範囲の拡大など

ELB 400 One Pro Head To Go

テイクは、Elinchromのバッテリー式ストロボ「ELB 400」を発売した。

ELB 400は、最大出力424Wsのバッテリー式ストロボ。従来クアドラハイブリッドに比べ、20%速いリサイクリング、出力範囲の拡張、バッテリー容量の改善などを特徴とする。

見やすい新型有機ELディスプレイを搭載し、ファームウェア更新用のmicro USB端子を備える。

また、使い方に合わせて設定できる「シーケンス(連続)モード」「ディレー(遅延)モード」「マルチ発光モード」という3つの撮影モードを採用している。

価格は、基本構成の「ELB 400 w/ Battery」が税別23万6,000円。

基本構成からELB400リチウムイオン電池を除いた「ELB 400 w/o Battery」が税別17万円。

基本構成に小型のフラッシュヘッド「Quadra Action Head」を追加した「ELB 400 One Action Head To Go」が税別28万5,000円。

基本構成に「Quadra Action Head」を2つと専用ケースを追加した「ELB 400 Two Action Heads To Go」が税別39万円。

基本構成に小型のフラッシュヘッド「Quadra Pro Head」を追加した「ELB 400 One Pro Head To Go」が税別28万円。

基本構成に「Quadra Pro Head」を2つと専用ケースを追加した「ELB 400 Two Pro Heads To Go」が税別38万円。

なお、それぞれにトランスミッター「EL-Skyport transmitter Speed」やショルダーストラップ、2.5mのフラッシュケーブル、同期ケーブルなどが付属する。

調光範囲(f値)は6.9段分。調光範囲(Ws)は100%:21〜424/66%:14〜280/33%:7〜140。調光範囲は1/1〜1/32。

閃光時間は、Output A(100%):1/1,200~1/2,800、Output B(33%):1/3,000~1/5,700、Output A+B(100%):1/1,500~1/4,000。

発光リサイクリングタイム(FAST)は、Output A:0.3〜1.6秒、Output B:0.17〜0.7秒。

発光リサイクリングタイム(SLOW)は、Output A:0.5〜3.5秒、Output B:0.3〜1.2秒。

最小出力での発光回数(SLOW/FAST)は、6000/5500。

最大出力での発光回数(SLOW/FAST)は、350/350。

重量は0.73kg。バッテリーを含み2kg。

また、オプションとして小型のフラッシュヘッド「Quadra Action Head」(税別6万5,000円)と「Quadra Pro Head」(税別6万円)も用意されている。

(飯塚直)