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Elinchrom、小型軽量のバッテリーストロボ「ELB 1200」
3種類のフラッシュヘッドを用意 LED搭載で静止画/動画に両対応
2017年7月14日 12:11
株式会社テイクは、Elinchrom(エリンクローム)のバッテリーストロボ「ELB 1200」を2017年夏より販売開始すると発表した。
ELB 1200は、最大出力1,200Wsのバッテリー式ストロボ。本体のみでは重量3.2kgと持ち運びしやすい点を特徴としている。外形寸法は18×13×28cm。
調光範囲は8.5段分。調光範囲は7~1,200Ws。リサイクルタイムは、FASTモードで1.7秒台、DEFAULTモードで3秒台。ECOモードで6秒台
大型OLEDコントロールディスプレイを備えており、閃光時間表示などに対応する。
ヘッド認識機能を備え、アクティブ状態のヘッドが確認可能。さらには、個別にアクティブまたは、ディアクティブ状態にすることができる。
ディレイモードやシーケンスモードを採用するほか、ファームウェア更新用のUSBポートを搭載している。
なお、バッテリーユニット「Battery Air-90 Wh」(19273 Li-Ion Battery Air for ELB 1200)を同梱する。単体の販売価格は税込5万4,000円。
215回のフラッシュまたは、LEDライトの80分連続の照明が可能。バッテリー残量は、充電残量インジケーターを利用して確認できる。
耐候性能のほか、防湿・防塵性能を備え、モバイルデバイスへの充電に利用できる5VのUSB出力ポートを搭載した。重量は1.1kg。
Battery Air-90 Wh装着時の外形寸法は18×13×28cm。重量は4.3kg。
バッテリーユニットには、大容量モデルの「Battery HD-144 Wh」(19296 Li-Ion Battery HD for ELB 1200)も用意されている。400回のフラッシュまたは、LEDライトの120分連続の照明が可能。重量は1.5kg。販売価格は税込6万4,800円。
また、対応フラッシュヘッドとして、「プロヘッド」「アクションヘッド」「ハイシンクヘッド」の3種類を用意。250Wハロゲンランプ同等の明るさを有するCRI 92の調光可能なデイライトLEDを搭載した。販売価格はどれも税別10万8,000円。
プロヘッド(20187 ELB 1200 Pro Head)は、通常撮影用として、コストパフォーマンスに優れたヘッドユニット。
アクションヘッド(20189 ELB 1200 Action Head)は、動きのある被写体向けのヘッドユニット。閃光時間が短い。
ハイシンクヘッド(20188 ELB 1200 Hi-Sync Head)は、EL-Skyport Plus HSトランスミッターとハイシンクを併用する際に利用するヘッドユニット。デジタル一眼レフカメラのシャッタースピードを最速1/8,000秒に設定でき、スポーツ撮影向けだという。
フラッシュヘッド3製品はいずれも外形寸法は22.5×14×23cm。重量は2.2kg。
Elinchrom ELB 1200では「To Go Set」として、メインユニットとバッテリーのほか、フラッシュヘッドなどを組み合わせたセットを4つ用意する。
ELB 1200 Pro To Go(10304.1)
メインユニットの「ELB 1200」とバッテリーユニット「Battery Air-90 Wh」に加え、フラッシュヘッドの「プロヘッド」、「EL-Skyport Plus Transmitter」「Location Bag」「Snappy」を同梱したセットモデル。販売価格は税込42万1,200円。
ELB 1200 Hi-Sync To Go(10305.1)
メインユニットの「ELB 1200」とバッテリーユニット「Battery Air-90 Wh」に加え、フラッシュヘッドの「ハイシンクヘッド」、「Location Bag」「Snappy」を同梱したセットモデル。販売価格は税込42万1,200円。
1200 Pro To Roll(10306.1 ELB)
メインユニットの「ELB 1200」とバッテリーユニット「Battery Air-90 Wh」に加え、フラッシュヘッドの「プロヘッド」、「EL-Skyport Plus Transmitter」「Rolling Case」「Grid Reflector」「Umbrella Shallow」「Snappy」を同梱したセットモデル。販売価格は税込44万2,800円。