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LUMIX GH4の最新ファームウェアが提供開始

HDMI出力にタイムコード付与 4K再生性能改善など

パナソニックは1月26日、「LUMIX DMC-GH4」のソフトウェアアップデートを提供開始した。バージョン番号はVer.2.1。当初は2014年12月の公開を予告していたが、動作確認などを重ねるために延期されていたもの。

更新内容は次の通り(引用)。

DMC-GH4 Ver.2.1

  • HDMI出力信号に、タイムコード情報を付与できるようになりました。
     ・動画撮影メニューの[タイムコード設定]→[HDMIタイムコード出力]から選択できます。
     ※ATOMOS社製品、およびATOMOS社の拡張仕様に対応した機器が対象になります。
  • HDMI出力信号に、外部機器への記録制御信号を付与できるようになりました。
     ・動画撮影メニューの[撮影時HDMI出力]→[HDMI記録制御]から選択できます。
     ※ATOMOS社製品、およびATOMOS社の拡張仕様に対応した機器が対象になります。
  • FHD/30p, 25p による動画撮影時に、FHD/30p, 25p のHDMI出力ができるようになりました。
     ・動画撮影メニューの[撮影時HDMI出力]→[1080/30p設定]あるいは[1080/25p設定]から選択できます。
  • 4K動画の再生性能を改善しました。
  • サマータイムをONにした場合に、インターバル撮影が指定時刻に開始しない不具合を修正しました。

なお、業務用インターフェースユニット「AG-YAGH」を使用する場合は、インターフェースユニットのファームウェアも1.1以上にする必要がある。バージョンはカメラに装着した状態でセットアップメニュー内「バージョン表示」で確認できる。

今回のファームウェアアップデートに伴い、「仕様変更に関するお知らせ」として追加のPDFマニュアルが公開されている。ダウンロードページの更新履歴から参照できる。

LUMIX DMC-GH4は、4K動画撮影に対応するマイクロフォーサーズ規格のレンズ交換式デジタルカメラ。有効1,605万画素の4/3型Live MOSセンサー、独自技術を使用した「空間認識AF」、タッチパネル式フリーアングル液晶モニターを搭載している。発売は2014年4月。ボディのみの実勢価格は税込13万8,050円前後。

(本誌:鈴木誠)