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ニコン発表会に小栗旬さん登場
D5500を紹介「こういうカメラを持っているお父さんは格好いい!」
Reported by 本誌:武石修(2015/1/14 18:15)
小型化してもホールディング性はアップ
D5500は、バリアングル液晶モニター搭載で世界最小最軽量というファミリー層向けのデジタル一眼レフカメラ。
ニコンイメージングジャパン取締役社長の五代厚司氏は、「家族写真を撮ることは日常的なことになったが、残し伝えていく写真だからこそ高画質で撮りたい。D5500は持ち運びやすく、タッチ操作で本格写真を簡単に残せる」とアピールした。
ニコン映像事業部マーケティング統括部第一マーケティング部長の楠本滋氏はD5500の特徴として、小型化を実現しながらも使いやすさを犠牲にせずしっかりホールディングできる点を挙げた。
D750と同じくモノコックボディとし、本体を薄くした。実際に握ってみると指が余らずにグリップに収まり、持ちやすさが実感できる。
また楠本氏は、同社デジタル一眼レフカメラで始めて搭載したタッチパネルをアピールした。ライブビュー撮影ではいわゆる“タッチシャッター”が使えるほか、ファインダーを覗きながら液晶モニターをドラッグするとAFポイントを自在に移動させる「タッチファンクション」を搭載した。
楠本氏は、ミラーレスカメラに対するD5500の優位性として光学ファインダーを挙げている。
なお、「画素数を少なくして高感度画質をよくした方が良いのでは?」との質問には、「高感度画質も十分考慮している。画像処理の改良と撮像素子の実装見直しで画素数を保ちながらも高感度画質も向上している」(ニコン)とした。
また、「一家での自撮りを考えると18-55mmよりも広角のレンズをセットにした方が良いのでは?」との質問には、「家族3人で撮るには標準レンズキットでも十分撮影できる。できるだけ手の届きやすい価格にするために、18-55mmを採用した」(ニコン)という。
新レンズ2本も発表
新レンズのAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRはFXフォーマット対応の望遠単焦点レンズ。新たにPF(位相フレネル)レンズを採用することで従来の「Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED」に比べて大幅に小型、軽量化を図った。なお、従来品も当面販売する。
PFレンズは回折現象を利用して色収差を補正するもので、従来のように屈折レンズを使った補正よりも光学系をコンパクトにできるという。
AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR IIは、DXフォーマットの望遠ズームレンズ。鏡枠沈胴方式を採用することで、従来品よりも小さく収納できる。
「このカメラを持っているお父さんは格好いい!」
会場には同社デジタル一眼レフカメラのイメージキャラクターを務める俳優の小栗旬さんが駆けつけた。小栗さんが出演するD5500の新TVCMが2月5日から放映される。
写真が趣味でもある小栗さんは「自分も好きなニコンからの依頼で嬉しかった。D5500はタッチ操作で撮れるので使いやすかったですね。一眼レフでタッチだけでシャッターが切れるというのは凄いと思いました。頼もしい1台です。子どもと遊びながらも撮れるし、こういうカメラを持っているお父さんは格好いい!」と感想を話した。
なお、ニコンイメージングジャパンでは「D5500新発売記念Family Nikonキャンペーン」を開催する。D5500などの対象製品を購入すると撮影ツアーやポンチョが当たる。