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【CP+】ニコン、フラッグシップ機「D4S」を参考出品。国内初披露

 CP+2014のニコンブースでは、1月のInternational CES(米国ラスベガス)で初めて展示されたフラッグシップ機「D4S」の参考出品があった。外観や詳細に関するアップデートはないが、国内で姿を見られるのは初めてのこととあり、ガラスケースの周りに人だかりができていた。

参考出品のD4S
壁を背にしたケース内に設置されており、背面をじっくり見ることはできない。CESで撮影した外観写真は記事末の関連記事から参照いただきたい

 D4S以外の新製品としては、2月7日に発表したコンパクトデジタルカメラや、最新のデジタル一眼レフカメラ「D3300」のタッチ&トライが用意されている。

2月6日に発売したD3300。沈胴式の新しい18-55mmレンズを装着している

 COOLPIX P340は、新たにWi-Fi機能を内蔵した1/1.7型センサー搭載モデル。レンズ鏡筒部のコントロールリングを新たに採用した。2月27日発売。

COOLPIX P340

 COOLPIX AW120は、GPS機能、世界地図データ、Wi-Fi機能を持つ防水デジタルカメラ。3つのカラーバリエーションを持つ。2月27日発売。

COOLPIX AW120

 COOLPIX P600は、24-1,440mm相当の60倍ズームレンズが特徴のモデル。EDレンズ採用により高倍率のズームレンズながら小型化を実現したという。バリアングル式の液晶モニターやWi-Fi機能も備えている。発売は2月27日。

COOLPIX P600

 COOLPIX S9700も高倍率ズームレンズをコンパクトにまとめた点が特徴のモデル。25-750mm相当の30倍ズームを搭載し、GPS、Wi-Fi、世界地図データを搭載。撮影画像への位置情報付与をスマホ連携に任せるのがトレンドになりつつあるが、GPSが内蔵である手軽さをメリットとしてアピールしていた。発売は2月27日。

COOLPIX S9700

 COOLPIX S32は、親子で楽しめる機能が特徴的な防水デジタルカメラ。発売は2月27日。メニュー表示をひらがなに変更、写真を王冠マークで評価しあう「採点機能」、エフェクト機能として「場面を変える」など遊び心のあるモードが目を引く。

COOLPIX S32

 そのほか、Nikon 1シリーズをアクセサリー含め試せるコーナーや、ニッコールレンズをテーマにした写真集、ニコンダイレクトオリジナル商品の展示などを行なっている。

Nikon 1関連の展示
超望遠レンズ体験コーナー。左は800mm F5.6
都市イメージ共有のために作られたものという「横浜都心臨海部の都市模型」を撮影できる
タッチ&トライコーナーには「Df」の姿も
ニコンダイレクトのコーナー。バッグやストラップに加え、ニッコールタンブラーも実際に手に取れる
Eyes of Nikonなどの展示コーナー
ステージでは写真家によるセミナーを開催(写真は鉄道写真家の中井精也氏)
「D800E」で撮影された写真の巨大プリント
ポートレート撮影体験コーナーも盛況だった

(本誌:鈴木誠)