カシオ、フリースタイルデジカメ「EXILIM EX-TR15」を国内発表

　カシオは10日、中国などで5月から販売しているコンパクトデジタルカメラ「EXILIM EX-TR15」を国内投入すると発表した。7月19日に3,000台限定で発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は8万円前後の見込み。

　外周を覆うフレームが360度回転し、さまざまな持ち方や支持ができる「EXILIM TR」シリーズの新モデル。

　1/2.3型有効1,210万画素の裏面照射型CMOSセンサーや35mm判換算21mm相当F2.8の単焦点レンズは従来モデルと同じだが、新たに無線LAN機能を搭載した。無料アプリ「EXILIM Remote」をインストールすると、スマートフォンからカメラを操作して撮影できるほか、EX-TR15で撮影した画像をスマートフォンに転送できる。アプリはAndroid 2.3.3以降、iOS 5.1以降に対応する。

　新たにフレーム部分にシャッターボタンを備えた。また、手書きペイント機能、スタンプ機能、フレーム張り付け機能も新搭載している。メイクアップモードには、新たに「美白モード」が加わった。さらにソフトフィルターとクロスフィルター風の効果が出せる「トゥインクルショット」も新機能となっている。

　液晶モニターは約92万ドットの3型で、タッチパネル式。

　なお、従来は交換できなかったバッテリーが交換式になった。リチウムイオン充電池「NP-150」が対応する。

　外寸は128.9×61.6×14.9mm、撮影時の重量は約170g、本体のみの重量は約149g。