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「OLYMPUS STYLUS SH-50」の販売再開が延期に

 オリンパスは25日、コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS SH-50」の販売再開を延期すると発表した。

 SH-50の一部で、撮影画像に水玉状のシミが写る不具合が発生したため、同社は3月8日に販売の一時休止をアナウンス。その後の3月29日に、4月下旬の販売再開と告知していた。今回の発表により、販売再開時期は未定となった。

 購入済みの顧客に対しては、対策品との無償交換をすでに開始している。ただし、現在の対策では安定的に市場に出荷することが困難なため、新たな対策の検討を行なうとして販売再開の延期を決めた。

 原因は、センサー近くの部品への異物付着によるもの。これまでの対策として、製造条件の見直しを行なったとしている。

 SH-50は、1/2.3型有効約1,600万画素CMOSセンサー、35mm判換算25-600mm相当の24倍ズームレンズ、静止画3軸/動画5軸の手ブレ補正機構などを搭載するモデル。

(本誌:武石修)