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富士フイルム、「XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS」を正式発表
(2013/4/17 15:41)
富士フイルム株式会社は、Xマウント交換レンズの新製品として、「フジノンレンズXF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS」を5月25日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は7万円前後の見込み。
富士フイルムのレンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-Pro1」および「FUJIFILM X-E1」に装着できる望遠ズームレンズ。APS-Cサイズ相当の撮像素子に合わせた同社独自のXマウントに対応する。
1月31日に開幕したイベント「CP+2013」の富士フイルムブースに参考出品されていた。
35mm判換算で焦点距離84-305mm相当の画角をカバー。開放F値はF3.5-4.8。
レンズ構成は10群14枚。「蛍石レンズに匹敵する」というスーパーEDレンズ1枚を含む2枚のEDレンズの他、非球面レンズ1枚、異常分散レンズ2枚が含まれている。全レンズともガラス製。
さらに全レンズの両面に、フジノン独自の多層コーティング処理「HT-EBC」(High Transmittance Electron Beam Coating)が施されている。
7枚羽根の円形絞りを採用。最小絞りはF22。1/3EVステップの絞りリングをレンズ鏡胴上に搭載する。
AF駆動には2基のリニアモーターを使用。最速0.28秒の高速AFを実現した。リニアモーターは静音性に優れており、動画撮影にも適しているという。
最短撮影距離は1.1m。マクロ時の撮影距離範囲は1.1〜3mとなる。
ピントリングと絞りリングは金属製。フィルター径は62mm。外径寸法は75×118mm(広角)/177mm(望遠)。質量は約580g。