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トキナー「AT-X 12-28 PRO DX」ニコン用の発売日が25日に決定

 ケンコー・トキナーは17日、トキナーブランドの交換レンズ「AT-X 12-28 PRO DX」について、ニコン用の発売日を決定した。4月25日に発売する。

 3月15日の時点で、ニコン用を4月下旬、キヤノン用を6月下旬に発売するとしていた。キヤノン用の発売日はまだ決まっていない。価格はともに9万4,500円。

 AT-X 12-28 PRO DXは、APS-Cサイズ相当のイメージセンサーに特化した設計の超広角ズームレンズ。35mm判換算の焦点距離は18-42mm相当(ニコン用の場合)。開放F値はズーム全域でF4。

 レンズ構成は12群14枚。SD(超低分散)ガラス、P-MO非球面レンズ、ガラスモールド非球面レンズなどを採用。

 インナーフォーカス式で、ピントリングの前後スライドでAF/MFを切り替えられるワンタッチフォーカスクラッチ機構を備えている。AF制御用センサーとして、高分解能のGMR(高精度磁気)センサーを搭載する。

 最短撮影距離は0.25m。最大撮影倍率は1:4.94。絞り羽根は9枚。最小絞りはF22。

 フィルター径は77mm。外形寸法は84×90.2mm(最大径×全長)。重量は530g(数値はいずれもニコン用)。花形バヨネットフードが付属する。

(本誌:折本幸治)