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第32回土門拳賞受賞作品展
亀山亮写真展「AFRIKA WAR JOURNAL」
(銀座ニコンサロン)
(2013/4/10 00:00)
日本ではほとんど語られることがないコンゴ民主共和国では、第2次世界大戦後に起きた紛争としては最大の犠牲者(推計500万人以上)を出し続けている。コンゴ東部では金、ダイヤモンドやコンピューターや携帯電話などの生産に不可欠な希少金属の利益を巡る争いが、ベルギーの植民地時代を経て連綿と続いている。
為政者は利益の独占、支配体制を維持するために人為的に民族対立を煽り、住民たちは憎悪と暴力の連鎖に組み込まれていった。
現在、コンゴ東部には国連最大規模の平和維持軍が展開しているが、武装集団と統制を失った政府軍による住民への暴力は続く--。
不条理で受け入れ難い状況の中、住民は見知らぬ作者を受け入れてくれた。彼らの優しさがなければ、決して撮影はできなかった。
誰にも知られることもなく葬られ続ける生命の断片に、写真を通じて多くの人が気づいてくれることを望んでいる。
(写真展情報より)
第32回土門拳賞受賞作品展 亀山亮写真展「AFRIKA WAR JOURNAL」
- 会場:銀座ニコンサロン
- 住所:東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA(ストラータギンザ)1階・2階「ニコンプラザ銀座内」
- 開催日:2013年4月24日(水)~2013年5月7日(火)
- 時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
- 休館:会期中無休