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【CES】パナソニック、薄さ14mmの「LUMIX XS1」など

〜タフネスモデルにもWi-Fiを搭載

 Panasonic Corporation of North Americaは、2013 International CESにおいて、LUMIXブランドのコンパクトデジタルカメラを発表した。

 発表されたのは、LUMIX DMC-ZS30、LUMIX DMC-ZS25、LUMIX DMC-TS5、LUMIX DMC-TS25、LUMIX DMC-LZ30、LUMIX DMC-XS1、LUMIX DMC-FH10、LUMIX DMC-F5、LUMIX DMC-SZ3。

 これらのうち、特徴的な3モデルを紹介する。

LUMIX DMC-XS1

 最薄部14mmのコンパクトデジタルカメラ。表面の質感も高く、アクセサリー感覚で所有できそうな製品。

LUMIX DMC-XS1

 撮像素子は有効1/2.33型の有効1,610万画素CCD。最高感度はISO6400。

 レンズは焦点距離24-120mm相当(35mm判換算)F2.8-6.9の光学5倍ズーム。最短撮影距離はレンズ前5cm。手ブレ補正機構のMEGA O.I.S.も備えている。

 液晶モニターは2.7型23万ドット。

 動画記録は最大1,280×720ピクセル。圧縮方式はMotion JPEG。

 記録メディアはmicroSDHC/SD、内蔵90MBメモリー。

 バッテリーパックは690mAh。撮影可能枚数は260枚。

 本体にUSB 2.0インターフェイスを備える。HDMI出力はない(AV出力は搭載)。

 外形寸法は93.8×53.5×17.6mm。質量は103g(バッテリー、メモリーカード込み)。

 米国での発売は3月。価格は129.99ドル。

メーカーによるカスタマイズ例も展示してあった

LUMIX DMC-TS5

 欧州での製品名はDMC-FT5。GPS機能搭載のタフネスモデル「LUMIX DMC-FT4」の後継モデルと見られる製品で、新たにWi-Fi機能を内蔵した。

 さらに、近くのスマートフォンやタブレットを認識して接続するNFC技術も搭載している。

LUMIX DMC-TS5

 耐水深13m、耐衝撃高2m、耐低温-10度のタフネス性能を有する。

 撮像素子は1/2.33型MOSセンサー。有効画素は1,210万から1,610万画素になった。

 レンズは焦点距離28-128mm相当(35mm判換算)F3.3-5.9の光学4.6倍ズーム。手ブレ補正機構「POWER O.I.S.」を搭載する。

 液晶モニターは3型45万ドット。

 動画記録はAVCHDでのフルHDに対応。MP4での記録も可能となっている。

 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカードおよび約15MBの内蔵メモリー。

 撮影可能枚数は約370枚。

 外形寸法は109.2×67.4×28.9mm。質量は約188g(バッテリー、メモリーカード込み)。

 米国での発売は3月。価格は399.99ドル。

LUMIX DMC-TS25

 欧州での製品名はDMC-FT25。日本での現行機種「LUMIX DMC-FT20」の後継機と見られる。

LUMIX DMC-TS25

 GPSやWi-Fi機能を搭載しないシンプルなタフネスモデル。スペックは、耐水深7m、耐衝撃高1.5m、耐低温-10度となっている。

 撮像素子は有効1,610万画素の1/2.33型CCD。

 レンズは焦点距離25-100mm相当(35mm判換算)F3.9-5.7の光学4倍ズーム。

 液晶モニターは2.7型23万ドット。

 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード、および約70MBの内蔵メモリー。

 外形寸法は103.7×58.3×19.7mm。質量は約144g(バッテリー、メモリーカード込み)。

 米国での発売は3月。価格は179.99ドル。

【2013年1月11日】記事初出時LUMIX DMC-XS1にAV出力がないと記載しておりましたが、正しくは搭載しています。

(本誌:折本幸治)