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「ライカブティックヨドバシAkiba」がオープン

 ヨドバシカメラは7日、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」3階カメラコーナー内に「ライカブティックヨドバシAkiba」をオープンした。初日の開店前にはライカカメラジャパン株式会社の福家一哲代表取締役社長も出席し、期待を述べた。

 ライカでは2年前より直営店など販売の場を世界に広げており、ライカブティックもその一環となる。ライカのカメラ、レンズ、双眼鏡などを集約した店舗内での販売スペースであり、デザインはグローバルで定められている。

 日本では大阪・梅田のカメラの大林の中に存在するほか、9月20日には、成田国際空港第2旅客ターミナルビルの免税エリアにもオープンした。東京におけるライカブティックは、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaが初となる。ヨドバシカメラとしても、ライカブティックの導入は今回が初めて。

 店舗は3階カメラ売場の一角に所在。黒と赤を基調とした什器のデザインは他のライカブティックと共通で、透明ケース内に展示される点も同じ。他のカメラ売場からは切り離された環境になっており、必要に応じてヨドバシカメラの店員が接客を行なう。

 取り扱い商品は、カメラ、レンズ、双眼鏡など。「ライカXアラカルト」などのオーダー品や、限定商品もここで注文できるという。アクセサリーなどを含め、400点以上の取り扱いを行なうとのことだ。

 オープン初日の展示品としては、「ライカM9-Pホワイトセット」が目玉。3月に開店したライカ大丸東京店のオープンを記念したもので、他にもライカS2、ライカM9などが並ぶ。

 オープンに先立ち行なわれた内覧会で、ライカカメラジャパン株式会社の福家社長は次のように挨拶した。

「ヨドバシカメラさんの旗艦店、マルチメディアAkibaでオープンできたことを大変光栄に思います。お客様の視点に立ったカメラに対する情熱、専門性の高さに敬意を表しております。ライカの良さを伝える取り組みをヨドバシさんと一緒に行なっていくにあたり、最高の売場を用意していただきました」

ライカカメラジャパン株式会社の福家一哲代表取締役社長。

 株式会社ヨドバシカメラの藤沢和則副社長は、「ライカの良さは、他社のフラッグシップモデルと同等の撮像素子を小さなボディに搭載し、毎日に持ち歩いて素晴らしい作品を撮れること」と述べ、また「この店にはカメラの歴史を踏まえて商品を紹介できる、業界歴ほぼ半世紀になる店員もいます。いつもご来店いただいているお客様に、より気軽にライカの魅力が伝わることを願います」と挨拶した。

株式会社ヨドバシカメラ副社長の藤沢和則氏

(本誌:折本幸治)