ヨドバシAkibaにオープンしたメイドカフェ「キャンディーフルーツ」レポート
ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba(ヨドバシAkiba)に、メイドカフェ「キャンディーフルーツ」が1日にオープンした。ここではオープンの様子などをお伝えする。
9月1日にオープンしたメイドカフェ「キャンディーフルーツ」 | オリジナルのメイド服に身を包んだメイドさんが給仕してくれる |
ヨドバシカメラによると、同じ建物にメイドカフェが入居するのは今回が初めて。カメラ系量販店としても珍しいことから取材を行なった。
キャンディーフルーツが入るのはヨドバシAkiba(東京都千代田区神田花岡町1-1)の2階 | ちなみにカメラ関連の売り場は3階となっている |
キャンディーフルーツは、もともとメイド服の製造と販売を手がけるカシスのブランド。カシスはすでに秋葉原にメイド喫茶「キャンディーフルーツ ストロベリィ」を出店しているが、今回メイドカフェの2店舗目としてヨドバシAkibaに出店した。キャンディーフルーツは、テナントとしての出店のためヨドバシカメラと経営は別になっている。
場所はヨドバシAkiba 2階のパソコンディスプレイコーナー隣。8月31日まで「ソラッチェ」というカフェがあった場所だ。営業時間は9時30分~22時で、基本的に定休日は設けないという。ヨドバシAkibaに出店した狙いをカシス代表の小野哲也氏は、「メイドカフェを一般に浸透させたいと思い出店した。メイドカフェの楽しさをもっと体験して欲しい」と説明する。
入店時は、入り口でメイドさんに声を掛けると席に案内してもらえる。「普通の喫茶店のように利用して欲しい」(小野氏)との願いから、入場料(テーブルチャージ)は不要とした。ただ時間制限があり、ワンオーダーにつき1時間となっている(混雑時は延長できない場合もあり)。一部、コンセントが使える席もある。
場所はパソコンディスプレイコーナーの奥。この看板が目印だ | “セルフサービス”の立て札もあったが、取材時はメイドさんが来店者を席に案内していた |
店内はキッチンを囲むL字型の座席配列で、総席数36(全席禁煙)。広さは約50平方m。規模は、キャンディーフルーツ ストロベリィとほぼ同じという。内装はコンセプトカラーのオレンジを所々に使いながらも、ナチュラルカラーのテーブルやイスがあり落ち着いた雰囲気だった。
キャンディーフルーツでは、キッチンで働くメイドさんをガラス越しに見ることができる。ただ奥の席からキッチンは見えないので、給仕しているメイドさんと併せてじっくり眺めたいなら入ってすぐ左側の席が良いだろう。
オレンジをコンセプトにしたという店内。キッチンのメイドさんを見たいならキッチン脇の席に座りたい | キッチンでもメイドさんが働いていた。オムライスは1,200円 |
メイドさんは計19人。いずれもここキャンディーフルーツのみで働いており、キャンディーフルーツ ストロベリィのメイドさんとは別になっている。取材時は4名のメイドさんが給仕していた。メイドさんのシフトは現在は公開していないが、9月下旬から公開する予定。なお、メイドさんの募集もしているとのこと。
店内の自由な写真撮影は残念ながら禁止となっているが、店に用意してあるインスタントカメラで撮影できるオプションがある。メイドさんと一緒でも、メイドさんだけでも撮影でき、1枚800円。写真にはメイドさんがメッセージを書いてくれる。さらに、来店者のカメラで同様に撮影できるオプションもあり、こちらも1枚800円だが、FacebookかTwitterに投稿すると200円引きになる。オープン直後だったが、メイドさんと一緒にインスタント写真を撮影する来店者は少なくなかった。
インスタント写真のメニューも用意している |
同店のメイドさんが着用するメイド服は、従来からキャンディーフルーツで販売しているピンクおよびブルーのメイド服の色違いとして、コンセプトカラーであるオレンジのチェック柄を新採用した。
実際に着用しているメイドさんも、「着やすいし、お店の雰囲気にすごくマッチしていると思います!!」とお気に入りの様子。ブラウスはチューブトップやシャツタイプなど3種類あり、メイドさんが好みで選んでいるという。なお、このオレンジのメイド服は今のところ販売の予定は無いという。
肩が見えるチューブトップタイプもある。もちろん“絶対領域”も健在だ! |
一方、スカートは1種類。かなり丈が短く下着のようなものがよく見えるが、これは「かぼちゃパンツ」と呼ばれるもので、見えても問題ないのだそうだ。ソックスはメイドさんが自分で選んでいる。取材時は、ピンクのボーダーカラーや黒などの“オーバーニーソックス派”が多かったが、ストッキングのメイドさんもいた。小野氏によると、メイド服は季節ごとにチェンジすることを考えているとのこと。
メニューはオムライス(1,200円)、カレーライス(1,200円)、パフェ(900円)などのほか、インスタント写真が撮れる「チェキセット」を用意する。こちらは、ケーキセット(ドリンク+チェキで1,200円)やパフェセット(パフェ+ドリンク+チェキで2,000円)などとなっている。
メニューの表紙 | 安価なものでは500円のケーキから楽しめる |
安価なメニューとしてはケーキ(500円)やブレンドコーヒー(580円)といったものもあり、少し高級な喫茶店でコーヒーを飲む感覚で楽しめそうだ。
パフェは人気メニューのようだった。5種類あり、どれも900円 |
メイドカフェの定番、ケチャップのよるお絵かきは無料でしてもらえる |
テナントのためヨドバシカメラの「ゴールドポイントカード」は利用できないが、キャンディーフルーツ独自のポイントカードがあり、50ポイント貯まると1,000円分の食事券として利用できる。
ポイントカードも発行している |
なお9月9日までは、ヨドバシAkibaで買い物をしてレシートを持参すると、会計金額から100円引きになるオープニングキャンペーンを実施している(1人につきレシート1枚限り有効)。
小野氏は、「この店舗の様子も見ながら、今後も出店していければ」と話していた。
女性客も見られた | お土産としてクッキーなども販売。今後アイテムは増えるとのこと |
2012/9/1 17:40