シグマ、「SD1」をパソコンから制御・撮影できるソフトを公開

〜AF精度改善を含む新ファームウェアも

 シグマは22日、デジタル一眼レフカメラ「SD1」専用のパソコン用カメラコントロールソフト「SIGMA Capture Pro 1.0」を公開した。無料でダウンロードできる。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5以降。

SD1

 パソコンとUSB接続したSD1を制御・撮影できるソフト。撮影設定の変更や、撮影画像をカメラ内CFかパソコンのいずれか、または双方に保存できる。利用にはカメラのファームウェアがVer.1.04以降、SIGMA Phoro Proのバージョンが5.2以降であることが必要。

操作画面(Windows)操作画面(Mac OS X)
カメラ設定露出設定

 同日公開した「SD1」ファームウェアVer.1.04の更新内容は次の通り(ダウンロードページより引用)。

  • セットアップメニューで表示される言語を追加しました
  • カメラコントロールソフト「SIGMA Capture Pro」に対応しました
  • 再生機能に関する操作性の改善を図りました
  • JPEG画像におけるハイライト処理の改善を図りました
  • 評価測光の精度の向上を図りました
  • オートフォーカス精度の改善を図りました
  • 各種バグを修正し、動作安定性の向上を図りました

 「SIGMA Photo Pro 5.2」の更新内容は次の通り(ダウンロードページより引用)。

・Windows版

  • カメラコントロールソフト「SIGMA Capture Pro」に対応しました
  • ハイライト補正(Highlight Correction)機能を追加しました
  • 現像処理によって保存されたJPEGやTIFF画像にマークが付いてしまうバグの修正をしました
  • 処理エラーの発生率を軽減しました
  • 動作安定性の向上を図りました

・Mac版

  • カメラコントロールソフト「SIGMA Capture Pro」に対応しました
  • ハイライト補正(Highlight Correction)機能を追加しました
  • 現像処理後に保存されたJPEGやTIFF画像にマークできてしまうバグの修正をしました
  • 動作安定性の向上を図りました



(本誌:鈴木誠)

2011/12/22 14:46