オリンパス、「ボランティア派遣支援本部」を社内に設立。従業員有志を現地に派遣


 オリンパス株式会社は16日、東日本大震災の復興支援として、グループ従業員の被災地におけるボランティア活動を支援すると発表した。16日から従業員有志を数10名単位で現地に派遣し、一定期間、継続的に活動を行なうという。

 社内に「ボランティア派遣支援本部」を立ち上げ、被災地のボランティア活動を希望する従業員のサポートを行なう。義援金の寄付、製品の寄贈、被災製品の特別修理、従業員および労働組合からの義援金寄付に続く追加策としている。

 数軒で自主避難している小さな避難所を中心とし、公的支援が届きにくい被災者に、対話的な救援・支援活動を行っている「RQ市民災害救援センター」の協力を得て作業する。RQ河北ボランティアセンター(宮城県石巻市福地加茂崎)を拠点に、隣接地域で活動する予定。活動地区は、現地の要請に応じて、適時決定するという。想定人数は100〜200名。



(本誌:折本幸治)

2011/5/16 17:28