新宿ニコンサロン、高戸二三男写真展「小路から小路へ」


 新宿ニコンサロンは、高戸二三男写真展「小路から小路へ」を24日から開催する。

長野市は人口40万人ほどの小都市で、県庁所在地だが、門前町としての町の形は類を見ないほど残っている。
2㎞離れている長野駅と善光寺は一本道で結ばれており、その両側200~300mの範囲が中心の繁華街で、北半分が古くからの善光寺門前町だ。寺と老舗が印象的である。
作者は、この町を2006年に撮り始めた。町歩きでふと足が止まる。立ち止まった場所で、何に惹かれたかを解くように、その訳を撮影する。大通りからではなく小路を通して、この町の魅力である平凡さ、小路から見通す町並みと家並み、古い佇まい、生活の変化、季節などを記録した。
写真は絵画と異なり、鑑賞者ごとに印象が異なる。本展では、鑑賞者と作者の気持ちが一致してほしいという希望から、50㎜レンズのみで撮影した作品を展示する。
モノクロ45点。

(写真展情報より)

  • 名称:高戸二三男写真展「小路から小路へ」
  • 会場:ニコンサロンbis新宿
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • 会期:2011年5月24日~2011年5月30日
  • 時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
  • 休館:会期中無休

(本誌:武石修)

2011/5/10 00:00