ニコンの「NIKKOR」レンズが累計生産6,000万本を達成
ニコンは5日、一眼レフカメラ用交換レンズ「NIKKOR」(ニッコール)レンズの累計生産本数が、2011年3月に6,000万本に達したと発表した。
NIKKORレンズの累計生産本数は、2007年7月に4,000万本、2008年9月に4,500万本、2009年9月に5,000万本、2010年8月に5,500万本を達成。1年あまりで1,000万本を累計生産したことになる。また、2010年8月以降も6モデルを市場投入するなど、「商品ラインナップの拡充を進めてきた」という。
「NIKKOR」は、創業時の社名「日本光学工業株式会社」の略称だった「日光」の英文表記「NIKKO」に、当時、写真レンズの名称の末尾によく使われていた「R」をつけて決定したという。NIKKORを冠した初めての製品は、1933年の航空写真用大判レンズ「Aero-Nikkor」(エアロニッコール)。一眼レフカメラ用としては、「ニコンF」と同時に発売した「NIKKOR-S Auto 5cm f/2」などが最初のNIKKORレンズとなる。
2011/4/5 14:34