キヤノン、宇都宮事業所などの生産拠点を操業再開


 キヤノン株式会社は31日、東北地方太平洋沖地震によるデジタルカメラ関連事業所の復旧状況を小誌の取材に対してコメントした。

 交換レンズの生産・開発拠点である宇都宮事業所(栃木県宇都宮市)は、4月中旬から生産を一部再開する。同事業所は13日掲載のプレスリリースにおいて「被害の程度が大きい」とし、復旧まで日数を要する見込みとしていた。

 デジタル一眼レフカメラおよびコンパクトデジタルカメラの生産拠点では、大分キヤノンが4月1日より一部操業を再開。長崎キヤノンはすでに一部操業を再開しているという。



(本誌:鈴木誠)

2011/3/31 12:12