オリンパス、アジア・オセアニア地域の統括会社を4月に営業開始


 オリンパス株式会社は23日、アジア・オセアニア地域の統括会社「Olympus Corporation of Asia Pacific Limited」の業務を中国・香港特別行政区で4月1日から開始すると発表した。

 中国、東南アジア・オセアニア、インド域内の22社に対し、経営と事業の支援を行なう地域統括会社。資本金は79億7,000万円(オリンパス株式会社100%)。董事長・総経理はオリンパス株式会社取締役専務執行役員の鈴木正孝氏。

 オリンパス株式会社は2011年3月期~2015年3月期の中期経営計画における重点施策として「グローバル競争力のある企業体質への転化」と「中国・アジア市場における事業展開強化」を掲げており、Olympus Corporation of Asia Pacific Limitedはこれを実行するための基本方針に挙げる「中国・アジア全域の活動を包括的に支援する組織」となる。

(本誌:鈴木誠)

2011/3/23 18:29