【CP+】「EX-TR100」「EX-ZR100」をアピールしたカシオ


 カシオはCP+2011の会場で、2月4日発表のコンパクトデジタルカメラ「EXILIM EX-TR100」や「EXILIM EX-ZR100」の実機を展示している。いずれも手にとって試すことができる。

EXILIM EX-TR100EXILIM EX-ZR100

 EXILIM EX-TR100(4月発売予定)は、液晶モニター部とレンズ部のそれぞれを異なる向きにかえることができるデジタルカメラ。さらにボディの周りに可変フレームを装備。フレームを手に持ったりスタンド代わりにすることで、様々な撮影スタイルをとることができる。液晶モニターはタッチパネル式の3型約46万ドット。

 フレームの動きにやわな感触はなく、がっしりとした印象。それでいてスムーズに動かすことができた。向きによっては液晶モニターが自動的に反転するので、左利きのユーザーが右利きのユーザーと左右逆の持ち方をしても問題なく使用可能という。

 ステージではEX-TR100を手に持った女性モデルがかなりの頻度で登場。多いときには5名がステージにのぼり、EX-TR100の自由な撮影スタイルをアピールしていた。

EXILIM EX-TR100モデルによるステージが繰り広げられる
EX-TR100の自由な撮影スタイルをステージでアピールしていた

 また、EX-TR100が21mm相当(35mm判換算)の超広角レンズを搭載することにちなみ、28mm相当との画角の違いを見せるコーナーもあった。同じポジションから28mmと撮り比べた映像を見せることで、21mm相当のが角の広さをアピールするのが狙い。

21mm相当と28mm相当の画角を違いを体感できる

 EXILIM EX-ZR100は、24-300mm相当の光学12.5倍ズームレンズを搭載するEXILIMシリーズのフラッグシップモデル。会場ではEXILIM EX-ZR10から引き続いて搭載されたHDRアートを訴求していた。

EXILIM EX-ZR100
EXILIM EX-ZR100

 会場には大きく伸ばしたHDRアートの作品を展示。中にはタッチパネル式の液晶ディスプレイに作品を表示し、通常撮影とHDRアートの違いを見せる展示もあった。

 また、1月にサービスを開始したイメージングスクエアについてもスペースを割き、サービスの説明を積極的に行なっている。イメージングスクエアは、撮影画像をWebサイトにアップロードして絵画風の画像に変換する無料サービス。会場には石井竜也氏がイメージングスクエアを活用した作品も並んでいる。

HDRアートを大きく伸ばして展示。タッチパネルによる動的な
イメージングスクエアを解説するイベントも会場でイメージングスクエアを試せる


(本誌:折本幸治)

2011/2/9 16:10