オリンパス、秋葉原で「E-5」の体験イベントを開催
E-5 |
オリンパスは26日、東京・秋葉原UDXで新製品体験イベント「Photo Festa[Pro-Style]」を開催した。名古屋、大阪、仙台、広島、札幌、福岡でも順次開催する。入場は無料。今後の開催地および開催概要については関連記事を参照されたい。
10月下旬に発売するデジタル一眼レフカメラ「E-5」など新製品のタッチ&トライや、プロカメラマンによるセミナーと作品展示などを行なうイベント。オリンパスによると、東京会場の来場者数は目標の1,000名を上回る約1,500名だったという。
記録メディアを持参すれば撮影データを持ち帰れるということもあり、デモ機は常に空きがないほどの人気だった。新しく「ドラマチックトーン」も加わり全10種類となったアートフィルターを試すユーザーや、説明員に従来機種との相違点について詳しく訪ねている来場者の姿が多く見られた。
E-3と共通のパワーバッテリーホルダー「HLD-4」を装着したところ |
E-5の分解モデル |
「望遠レンズ体験コーナー」の様子。前を通る電車などを狙える | 「ZUIKO DIGITAL 50-200mm F2.8-3.5 SWD」など、各種望遠レンズを自由に試せる状態で用意 |
ヴァイオリンとチェロの演奏を撮影できる「演奏家を撮る」コーナー。デモ機は豊富に用意していた |
プロカメラマンによる作例を展示 | 解像感の比較作例も展示 |
プリンターのデモも行なっていた |
また会場には、マイクロフォーサーズのオリンパス・ペンシリーズや、コンパクトデジタルカメラを試せるコーナーも設置。海外で発表し、国内発売を未定としている「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」(ブラック)および「E-P2」(ホワイト)もショーケース内に参考出品していた。
ペンシリーズの展示コーナー | コンパクトデジタルカメラの展示コーナーも用意 |
海外発表した「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」のブラックバージョンと、オリンパス・ペンE-P2のホワイトバージョンを参考出品していた | E-P2ホワイトの背面 |
フォトキナ2010で開発発表したZUIKOレンズ搭載の高級コンパクト機もケース内に展示。こちらも参考出品としていた。
フォトキナ2010で公開した高級コンパクト機も参考出品していた |
レンズ体験コーナーでは、発売前のマイクロフォーサーズレンズ2本をケース内に展示。スタッフに頼めば手に取ることができた。カラーはそれぞれシルバーとブラックを用意する。
190gの望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4-5.6」(2010年11月発売)はブラックとシルバーの2色を用意(写真はブラック) | 「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」(2010年12月発売)。鏡胴に35mm判換算の焦点距離を併記している |
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4-5.6(シルバー)をE-PL1ホワイトに装着したところ | 同望遠端 |
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7(シルバー)をE-PL1ホワイトに装着 | 同望遠端 |
また、11月25日に発売するフォクトレンダー「NOKTON 25mm F0.95」の実機もあり、用意されたボディに取り付けて操作感などを試すことができた。
NOKTON 25mm F0.95をE-PL1ホワイトに装着 | ねじ込み式のフードを装着したところ |
タッチ&トライや撮影体験コーナーのほかには、「プロ写真家&E-5開発者トークライブ」および「カメラ・レンズクリーニングセミナー」をステージで開催。いずれのセミナーも会場の座席が埋まり、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。
斎藤巧一郎氏は、E-5の「アートフィルター」について解説。全10種類となったアートフィルターのそれぞれの特徴について、作例や撮り方のコツを交えて紹介した。
セミナーの講師を務めた斎藤巧一郎氏 | 新アートフィルター「ドラマチックトーン」の特徴を、ソフトウェア上で合成したHDR画像と比較しながら紹介する場面も |
「カメラ・レンズクリーニングセミナー」では清掃方法や注意点について細かく解説 | いずれのセミナーも人気だった |
2010/9/27 14:20