富士フイルム、神奈川事業場が「統合マネジメントシステム」認証を取得


 富士フイルムは17日、同社の神奈川事業場が「統合マネジメントシステム」(IMS)の認証を取得したと発表した。対象従業員数4,000人超の大規模生産拠点における同認証の取得は日本初。

 神奈川事業場は創業時より稼動し、現在はフラットパネルディスプレイ材料、記録メディア、写真感光材料などの主力開発・生産を行なう国内最大の拠点。今回、「品質」(ISO9001)、「環境」(ISO14001)、「労働安全衛生」(OHSAS18001)の3つのマネジメントシステムを構築し、ISO第三者審査登録機関から統合マネジメントシステムの認証を取得した。

 IMS運用証明書取得においては、統合マネジメントとして品質、環境、安全をバランスよく設定し、継続的に効果のある改善が行なわれているとの評価を認証機関より受けた。3つのマネジメントシステムの統合により組織運用の無駄を省き、管理手順の統一化、統合化、簡素化を実現。活動の効率化とスピードアップを実現したという。

(本誌:鈴木誠)

2009/11/17 16:10