オリンパス、納品出力など各種機能を強化した「蔵衛門御用達10」


 オリンパスは、工事写真管理ソフト「蔵衛門御用達10」シリーズを12月3日に発売する。価格は、Standard版が1万3,440円、Professional版が5万2,500円。Professional版は5ライセンス版と10ライセンス版もラインナップし、価格はそれぞれ13万6,500円、18万9,000円。対応OSはWindows XP/Vista/7。

蔵衛門10 Standard(左)とProfessional(右)

 蔵衛門御用達シリーズは、工事台帳の作成や印刷が行なえる業務用ソフト。Standard版とProfessional版の主な違いは、Professional版のみ写真以外の成果物を含めた電子納品データの入出力に対応する点。国土交通省・農林水産省の「工事完成図書の電子納品要領(案)」など、各官公庁の最新要領(案)や基準(案)に準拠する。また、JV(ジョイントベンチャー)間でのデータ共有・管理が行なえる。

 新機能として、環境依存文字の自動置き換え機能、BOX単位での本棚の移動、写真タイトルを利用した検索機能などを新たに追加した。また、本棚内のアルバムを工種や写真区分ごとにBOXへまとめる機能や工事情報の複製機能に加え、UIの改善も施した。

 Professional版では、同じ工事情報が登録されている複数の本棚から電子納品するアルバムを選択可能になったほか、電子納品前の入力エラーのテキスト出力機能も搭載。さらに、1つのビューアーで複数の本棚にまたがって存在するアルバムを管理できるようになった。



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2009/11/10 12:42