JVC・ケンウッド、「ペンタックス部門買収」報道にコメント

~「現時点で決定した事実無し」

 JVC・ケンウッド・ホールディングスは4日、「HOYAからPENTAXイメージング・システム部門を買収し、デジタルカメラ事業に進出する」との一部報道について、「当社から発表したものではなく、現時点では何も決定した事実はない」(IR・広報)とコメントした。一方HOYAも、「報道のような事実はない」(IR・広報)と答えた。また、PENTAXイメージング・システム部門は「HOYAからは何も聞いていない。現在、事実関係の調査中」(マーケティング統括部 商品企画グルーブPRチーム)としている。

 4日付の読売新聞が、「ビクターが蓄積しているビデオカメラ技術を活かしてデジカメ事業に進出する」と報じていた。JVC・ケンウッド・ホールディングスは、日本ビクターとケンウッドが2008年10月に経営統合して発足した持ち株会社。

 【追記】:HOYA側のコメントを追加しました。 (11月4日17時47分)


(本誌:武石修)

2009/11/4 17:07