ニコン、3型液晶のエントリー機「COOLPIX L20」


COOLPIX L20

 ニコンは、3型液晶モニターを搭載したエントリークラスのデジタルカメラ「COOLPIX L20」を8月28日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万7,000円前後の見込み。

 有効1,000万画素の1/2.3型CCD、光学3.6倍ズームレンズ、SDHC/SDメモリーカードスロットなどを備えた入門機。2009年2月発売の800万画素機「COOLPIX L19」に対し、CCDが高画素化した。

 また、液晶モニターは2.7型から3型になっている。ドット数は変わらず約23万。エントリークラス「COOLPIX L」シリーズでの3型液晶搭載は、2008年3月発売の「COOLPIX L18」以来となる。

 レンズは焦点距離38〜136mm相当(35mm判換算)、開放F3.1〜6.7の光学3.6倍ズームNIKKORレンズ。最短撮影距離はマクロモード時で約5cm(ズームの広角側)。

 同時発表のCOOLPIX S640などと同じく、被写体の動きを検出してISO感度やシャッター速度を設定する「モーション検知」を装備。また、「顔認識オート」や「笑顔撮影」といった機能を有する。COOLPIX S640などと異なり、今季からの新機能「美肌効果」は非搭載。

COOLPIX L20(正面)COOLPIX L20(背面)

 最大640×480ピクセル、30fpsでの動画記録が可能。圧縮方式はMoiton JPEG。内蔵メモリーは約20MB。

 電源として、単3電池2本を使用。アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池、リチウム電池に対応する。撮影可能コマ数は、アルカリ乾電池で約240コマ、ニッケル水素充電池で約440コマ、リチウム電池で約630コマ。

 本体サイズは約96.5×29×61mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約135g(本体のみ)。



(本誌:折本幸治)

2009/8/4 17:06