ニコン、「AF-S DX 18-135mm F3.5-5.6 G」を生産終了


AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6 G(IF)

 ニコンは26日、交換レンズ「AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6 G(IF)」のメーカー在庫終了をWebページで告知した。

 ニコンイメージングジャパンによると、APS-Cサイズの撮像素子に特化した「DXフォーマット」用レンズにおいて、初のメーカー在庫終了品という。

 AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6 G(IF)は、デジタル一眼レフカメラ「D80」のキットレンズとして2006年9月に登場。その後ニコンは、レンズ単体での発売を2006年12月に行なっている。

 APS-Cサイズの撮像素子(DXフォーマット)を搭載したデジタル一眼レフ専用の7.5倍ズームレンズで、焦点距離27~202.5mm相当(35mm判換算)の画角が得られる。手ブレ補正機構は非搭載。

 絞りには、奇数枚の円形絞りを採用。超音波モーターを採用し、AF合焦後にMFでピント微調整が行なえる。最短撮影距離はズーム全域で0.45mを実現。レンズ構成はEDレンズ1枚、非球面レンズ2枚を含む13群15枚。

 フィルター径は67mm。本体サイズは73.5mm×86.5mm(最大径×長さ)、重量は385g。

 なお26日現在、DXフォーマット対応の高倍率ズームレンズとしては、「AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6 G(IF)」が存続している。




(本誌:折本幸治)

2009/6/26 16:24