カシオ、ダイナミックフォトをPCで再生するソフト

~動くキャラクター150種類の追加も

Dynamic Photo Manager

 カシオは26日、ダイナミックフォトをPCで再生できるソフト「Dynamic Photo Manager Ver.0.8」(ダイナミックフォトマネージャー」を公開した。無償でダウンロードできる。対応OSはWindows XP/Vista。また、ダイナミックフォトに使用できるオリジナルの動くキャラクター150種類も新たに公開した。

 対応する同社製デジタルカメラで作成した動く写真「ダイナミックフォト」のファイルをPCで再生できるソフト。Web上の動画変換サービスを介して、連続した静止画をAVI動画に変換し再生する。変換形式はGIFアニメも選択可能。加えて、作成した動画のメール添付も自動で行なえる。

 また、作成した動画は携帯電話での表示も可能。動画変換サービスにアップロードした後、PCに表示されるQRコードを携帯電話で読み取ってダウンロードすることで再生できる。

 接続した対応デジタルカメラに、PC内のダイナミックフォトや、Webサイトからダウンロードした動くキャラクター素材を転送可能。

 Dynamic Photo Managerは、ダイナミックフォトの専用サイト「ダイナミックフォト広場」に、画像、ダイナミックフォト、連写画像、動画をアップロードする機能も搭載する。

 これまで、ダイナミックフォトはカシオが運営する変換サイト「ダイナミックスタジオ」でのみ動画への変換が可能だった。なお、ダイナミックスタジオでは、3GPP、3GPP2のほか、FLV、 MPEG-1、MOV、MPEG-4、GIFの各形式に変換できる。

EXILIM Hi-ZOOM EX-H10

 ダイナミックフォトは、「EXILIM Hi-ZOOM EX-H10」、「EXILIM ZOOM EX-Z400」、「EXILIM ZOOM EX-Z270」、「EXILIM CARD EX-S12」が採用している動画合成機能。背景となる写真に、動いている人物などの切り抜きをカメラで合成できる。

 最新モデルとなるEX-H10は、広角端24mm相当からの光学10倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ。発売はシルバーが7月3日、ピンクが7月24日。撮像素子は有効1,210万画素の1/2.3型CCD。SDHC/SDメモリーカードスロットを備える。液晶モニターは3型23万ドット。CIPA規格準拠で1,000コマの撮影可能コマ数も特徴。店頭予想価格は4万円前後の見込み。



(本誌:武石修)

2009/6/26 16:35