オリンパス、アフリカでエコをテーマにした写真コンテスト


 オリンパスは、国連開発計画(UNDP)およびAFP財団と共同でアフリカにおいてエコロジーをテーマにした写真コンテスト「Picture This:Caring for the Earth,」(世界を写そう:地球のことを考える)を実施する。アフリカ在住であれば誰でも応募可能。応募期間は8月31日まで。また、入賞作品展を10月にニューヨークで開催し、その後東京とヨハネスブルグで巡回展を行なう。

 12月に200カ国から1万5,000人が参加して、コペンハーゲンで開催される気候変動枠組条約締約国会議(COP15)に向けて、気候変動に対する世論を喚起するために、オリンパス、UNDP、AFP財団が実施する写真コンテスト。アフリカ全土の幅広い人々からの応募を呼びかけている。

 応募部門は「写真」、「フォト・エッセイ」の2部門があり、それぞれにアマチュア部門とプロ部門を設けている。ともに、「アフリカに暮らす人々が自然環境の管理人として生きる姿」を伝えることが必要。環境保護に当たって女性が担う役割に焦点を当てた作品は選考において特別に考慮する。

 審査員は、「MOTTAINAI」で知られるノーベル平和賞受賞者でケニアの環境活動家ワンガリ・マータイ氏のほか、南アフリカ出身のピーター・マグバネ氏ら4人のプロ写真。入賞者にはオリンパスのデジタルカメラを進呈する。また、プロ部門の優勝者(1名)は、AFP財団の招待によるワーキング・フェローシップに参加できるほか、すべての部門の優勝者は、ニューヨークでの入賞作品展に招待される。

(本誌:武石修)

2009/6/22 13:25