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AIマスク機能が追加された「DxO Nik Collection 9」
新しいグレーディングツールやフィルターも
2026年4月23日 12:12
DxOは4月21日(火)、画像編集ソフトウェア「Nik Collection 9」を発売した。価格は、新規ライセンスが2万2,900円、Nik Collection 7または8からのアップグレードが1万2,900円。
Nik Collectionは、特定の表現に特化した7つのソフトウェアで構成されている画像編集ツール。ソフト単体のほか、Adobe Photoshop、Adobe Lightroom Classic、DxO PhotoLabなどのプラグインとして使用できる。
今回のバージョンでは、AIを活用したマスキングツール、新しいカラーグレーディングツール、アナログ効果をシミュレートするフィルターなどが追加された。
AIによる部分調整機能
AIを活用した2種類の調整機能「深度マスク」「AIマスク」が追加となった。Nik Collection 9に含まれるすべてのソフトで使用できる。
「深度マスク」は、画像を分析して深度マップを生成する機能。カメラからの距離に基づいて補正対象を指定でき、前景から背景にかけての調整をスライダで制御可能となった。
「AIマスク」は、被写体を自動で認識し、ピクセル単位で選択範囲を作成する機能。クリック操作や範囲指定によって、特定の要素をピンポイントで調整対象にできる。
カラーグレーディングツールの追加
Nik Color Efexには、新しいカラーグレーディングツールが搭載。
1つのホイールインターフェースで、シャドウ、中間トーン、ハイライト、および全体のカラーを個別にコントロールできる。各階調の設定値をロックして連動させる機能も備えており、色調の相対関係を維持したまま一括調整を行えるという。
新フィルターとブレンドモード
Nik Color EfexとNik Analog Efexに、表現の幅を広げる3つのフィルターが追加された。
- ハレーション(Nik Color Efex):アナログフィルム特有のハイライトのにじみを再現
- クロマティックシフト(Nik Analog Efex):印刷時のインクのズレを再現するエフェクト
- ガラスエフェクト(Nik Analog Efex):ガラスによる歪みを再現するテクスチャ
加えて18種類の「ブレンドモード」が追加された。エフェクトと元の画像の合成方法を選択でき、不透明度の調整と組み合わせて細かな質感のコントロールができるという。
ワークフローの改善
操作性の向上を目的とした複数の改良も行われている。調整範囲を可視化する「マスクオーバーレイ」のほか、プリセットにカーソルを合わせるだけで効果を確認できる「ホバープレビュー」、部分調整設定のコピー&ペースト機能などが追加された。





