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ライカMマウント用「TTArtisan 50mm f/0.95 ASPH」にチタンカラーが登場

フィルター径62mmに改良 “ファインダーの視界をわずかに広く”

株式会社焦点工房は10月12日、銘匠光学の交換レンズ「TTArtisan 50mm f/0.95 ASPH」に新色となる「チタンカラー」を追加して発売した。希望小売価格は税込13万5,000円。

35mmフルサイズに対応したライカMマウント用の距離計連動レンズ。2020年9月にブラックモデル、同年12月にはステンレスシルバー、2021年1月にはRed Limited Edition(辛丑レッド)、同年9月にはシルバーの各色を発売している。なお、各カラーモデルともにマウント部に18金メッキが施されている。

今回発売したチタンカラーでは、「Red Limited Edition」同様にフィルター径を従来モデルの67mmから62mmに変更。レンズ先端を細くすることでファインダーの視界をわずかに広くしたという改良モデルとなっている。

左が新製品のチタンカラー。右は既存モデルのシルバー

レンズ構成は8群11枚。ED(特殊低分散)レンズ2枚、ASPH非球面レンズ1枚、高屈折低分散レンズ8枚。絞り羽根は14枚。最小絞りはF16。最短撮影距離は0.7m。フィルター径は62mm。

最大径×全長は72×73mm(マウント部除く)。重量は約690g。距離計連動カム微調整用の精密ドライバーが付属する。

サンプル画像(焦点工房提供。以下同)
飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。