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全域で開放F2.8の標準ズームレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR」

株式会社ニコンは、APS-C(DX)フォーマット向けの標準ズームレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR」を10月31日(金)に発売する。直販価格は11万5,500円。

ズーム全域で開放絞り値をF2.8としたモデル。35mm判換算の焦点距離は24-75mm相当。自然なボケや、色にじみを抑えたクリアーな描写を実現したとしており、作品性の高い写真に挑戦したい、キットレンズからステップアップしたいというユーザーに向けて訴求する。

レンズ構成は11群12枚。EDレンズ1枚と非球面レンズ2枚を使用し、絞り開放から色収差を抑制しているという。

手ブレ補正機構を搭載。補正効果は最大5.0段(中央)。対応カメラとの組み合わせにでは、最大5.5段の補正効果が協調制御により得られる。

最短撮影距離は広角端で0.15m、望遠端で0.25m。被写体に近づいてダイナミックなクローズアップ写真を撮影できるとしている。

鏡筒にはコントロールリングを搭載。フォーカス(M/A)、絞り、露出補正、ISO感度などの機能を割り当てられる。

対応カメラのハイレゾズームも活用できる。

防じん、防滴に配慮した設計としている。

レンズフード「HB-118」が付属する
  • 焦点距離:16–50mm(35mm判換算24-75mm相当)
  • 最大口径比:1:2.8
  • レンズ構成:11群12枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ2枚)
  • ピント合わせ:IF(インターナルフォーカス)方式
  • 手ブレ補正:5.0段(中央)
  • 最短撮影距離:0.15m(広角端)、0.25m(望遠端)
  • 最大撮影倍率:0.24倍(焦点距離50mm)
  • 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
  • 最小絞り:F22
  • フィルター径:67mm
  • 外形寸法:約φ74.5mm×88mm
  • 質量:約330g
本誌:宮本義朗