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イースター航空、機内でのモバイルバッテリー使用を全面禁止に
2025年10月1日 11:25
韓国のイースター航空株式会社は、10月1日(水)から国内線および国際線の全乗客を対象に、機内でのモバイルバッテリーの使用を禁止すると発表した。機内安全管理体制の強化が目的で、3カ月間の試験運行を計画しているという。
リチウムイオンバッテリーによる火災件数が、世界的に増加していることをうけての処置。航空機内でのバッテリー火災事故についてはその大半が充電中、つまり使用時に発生しているとして、安全運航のための体制規則を導入すると説明している。
なお、機内持ち込みが可能なモバイルバッテリーについては、自身の手元や座席前のポケットで保管をするのは可能。充電などの目的での使用が、離着陸および巡航中の全区間で全面禁止となる。
同社は、空港カウンターや搭乗ゲート、機内などで繰り返し案内を行うことで、乗客の理解を促していく考えという。
モバイルバッテリーの機内持ち込み基準や所持情件については、同社のWebサイトにて確認できる。