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パナソニックからLUMIX S初の超望遠ズームレンズ

テレコンとの組み合わせで最長1,000mmに

パナソニック株式会社は、フルサイズミラーレスカメラ用のLマウントレンズ「LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S.(S-R100500)」を11月20日(木)に発売する。希望小売価格は30万5,800円。

5倍ズームに対応するLUMIX Sシリーズレンズ初の超望遠ズームレンズ。別売のテレコンバーターにも対応し、例えば2倍の「DMW-STC20」と組み合わせれば、最長1,000mmでの撮影が可能となる。野生動物、鉄道、飛行機、風景など幅広い撮影シーンで活用できるとしている。

LUMIX S1IIに取り付けたイメージ

レンズ構成はUEDレンズ2枚、EDレンズ2枚、UHRレンズ2枚を含む12群19枚。レンズ構成の最適配置とデュアルフェイズリニアモータの採用により、超望遠ズームレンズながら全長約196.1mmの小型化を実現した。

三脚座を外したイメージ

光学式手ブレ補正を搭載。対応カメラのボディ内手ブレ補正との連動制御「Dual I.S. 2」にも対応しており、最大7.0段の補正効果を持つ。

フォーカスリングに絞り値などの撮影設定を割り当て、コントロールリングとして使うことも可能。鏡筒部にはフォーカスボタンを配置し、ハイブリッドズームなどの撮影機能を即座に呼び出せる。フォーカスリングの回転方向の変更もできる。

  • レンズ構成:12群19枚(UEDレンズ2枚、EDレンズ2枚、UHRレンズ2枚)
  • 最小絞り:F29-40
  • 絞り枚数:11枚羽根(円形虹彩絞り)
  • 最短撮影距離:0.80m(広角端)、1.50m(望遠端)
  • 最大撮影倍率:0.16倍(広角端)、0.36倍(望遠端)
  • フィルター径:82mm
  • 外形寸法:φ92.0mm×約196.1mm
  • 質量:約1,285g
    ※レンズフード、フロントキャップ、リアキャップ、三脚座は含まず
本誌:佐藤拓