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【CP+】開発中FEレンズを一気に試せるソニーブース

4Kテレビで写真展示 VAIOタブレットPCのプロト機も

ソニーのCP+2015は、ボディの新製品こそなかったものの、開発中のFEレンズ(フルサイズ対応Eマウント)4本+コンバーター2製品を展示。フォトキナ2014で開発発表されたものだが、実機を手に取れるのは初めての機会となる。

いずれも発売時期・価格は未定だが、そう遠くない正式発表が期待される。全て試写できるが、FE 28mm F2のコンバージョンレンズはブース奥の体験カウンターにのみ用意。

Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
FE 90mm F2.8Macro G OSS
フォーカスリングは前後スライド式。手前に引くとMFに移行し、レンズ本体の距離指標に対応
FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS
FE 28mm F2
ウルトラワイドコンバーター。21mm F2.8になる
フィッシュアイコンバーター。16mm F3.5相当になる
専用コンバージョンレンズを用意

PlayMemories Camera Appsの最新アプリ「ストップモーション+」を先行デモ。2月末のリリース予定だという。コマドリを気軽に楽しめるよう、前の撮影コマを半透明で見ながら撮影できる。撮影後はフレームレートを選んでMotion JPEG(解像度はフルHDもしくはHD)で書き出す。

ストップモーション+の画面。撮影を1枚分遡ることもでき、やり直しが容易
テレビにサンプル映像を映していた
「4K Photo Museum」では、αシリーズで写真家が撮影した作品を4Kテレビを使って展示していた

ブースでは、VAIO株式会社のタブレットPC(プロトタイプ)を展示。クリエイター向けで、写真や4K動画の編集を想定。MacBook Proユーザーが乗り換えても不満がないようなスペックを実現したという。発売時期・価格は未定。

VAIO Prototype Tablet PC

クアッドコアのCore i7、Iris Proグラフィックス、Adobe RGBカバー率95%の12.3型2,560×1,704ディスプレイを搭載。OSはWindows 8.1 Pro 64bit。

入出力も充実している。USB 3.0×2、SDカードスロット(SDXC、UHS-II対応)、有線LANポート、Mini Display Port端子、HDMI出力を備える。

現在は「外で撮影・作業場に戻って編集」が一般的だが、このマシンによりロケ先など外で編集作業を行なう可能性も広げたいとのこと。

(本誌:鈴木誠)