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CEATECにパナソニックLUMIX LX100が展示
“4Kフォト”をアピール シャープ製「GR認証」スマホも
Reported by 本誌:武石修(2014/10/7 14:09)
映像・情報・通信の総合展示会「CEATEC JAPAN 2014」が幕張メッセで10月7日、開幕した。10月11日まで開催している。時間は10時~17時。入場料は事前登録により無料、当日1,000円(学生500円)。
以前は“家電ショー”の面も大きかったCEATECだが、近年は各社ともビジネス向けの展示に重きを置くようになっている。今回も家電メーカーは業務向け製品や組み込み技術をメインとした展示が多い。
デジタルカメラ関連の展示が少ない中、パナソニックはレンズ一体型カメラの新モデルLUMIX DMC-LX100(11月13日発売)などを展示していた。アピールするのは同社が推進する「4Kフォト」。
今回のパナソニックブースは「4Kワールド」を旗印に、民生品から業務用まで4K関連に絞った展示を行っていた。展示されているデジタルカメラもLUMIX DMC-GH4やLUMIX DMC-FX1000といった4K撮影対応モデルのみとなっている。
4Kフォトは、4K動画から静止画を切り出す機能。約800万画素の画像が得られる。説明員が「対応カメラの発売以来好評」という4Kフォトだが、今回ファームウェアのアップデートでGH4とFX1000が16:9以外のアスペクト比にも対応したことを大々的に訴求していた(LX100は最初から対応)。
また、ダンサーを撮影して同社の4K対応テレビで表示するデモを実施。4Kフォトの画像をテレビに近寄って見ても、ブレも無く鮮明に写っていた。4Kフォトのコマを選ぶ作業はテレビ画面に映しながらも行えることから、テレビと併せた4Kフォトの作成と観賞も提案した。
なお海外発表済みのスマートフォン型デジタルカメラ「LUMIX DMC-CM1」の展示は無かった。引き続き国内発売は未定としている。
シャープのブースには「GR certified」認証のスマートフォン「ドコモスマートフォンAQUOS ZETA SH-01G」の展示があった。
GR certifiedは、リコーイメージングがモバイル機器メーカーを対象に、搭載カメラの画質を評価するプログラム。規定を満たすとGR certifiedの認証を謳える。
認証にはコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR」の開発メンバーによる評価プログラムによって、レンズの解像力や歪曲/色収差、画像処理などの画質認定項目をすべてクリアする必要があるとのこと。
SH-01Gは11月中旬の発売。約1,310万画素のカメラには光学式手ブレ補正機構も備える。ディスプレイは約5.5型となっている。