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4K HDR表示の30.5型カラーマネジメントモニター「ColorEdge CG3100X」

輝度・コントラスト比がアップ USB Type-Cを追加

EIZO株式会社は、HDR表示に対応した30.5型のカラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CG3100X」を8月25日(月)に発売する。直販価格は69万5,200円。

「ColorEdge CG319X」(2018年5月発売)の後継モデル。DCI 4K解像度およびHDRの表示に対応する。前モデルから輝度が350cd/m2から500cd/m2に、コントラスト比が1,500:1から1800:1にそれぞれ向上したことで、HDR映像の制作時に、より実際に近いプレビューが可能になったという。

近年のColorEdgeシリーズのトレンドに習い、USB Type-Cによる映像入力に対応。加えて94Wの給電や有線LAN接続もケーブル1本でまかなう。

HDMI 2.1で規定されたFRL(Fixed Rate Link)をサポート。HDMI 2.0のTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)に代わる技術で、最大伝送速度は48Gbps。4K/120Hzなどの映像を扱える。対応するウルトラハイスピードHDMIケーブルも同梱する。

筐体および遮光フードのデザインも一新。本体内に静音ファンも搭載している。

その他、ヘッドフォン端子を装備。スピーカーなどを用意することなく、モニターから音声のモニターが可能になる。

引き続きキャリブレーションセンサーを本体に内蔵。色域はDCI-P3を99%カバー。BT.2020準拠のカラーモードも利用できる。

  • パネル:IPS(アンチグレア)
  • バックライト:広色域LED
  • サイズ:30.5型(77.5cm)
  • 推奨解像度:4,096×2,160(アスペクト比17:9
  • 視野角:178°(水平/垂直、標準値)
  • 輝度:500cd/m2
  • コントラスト比:1800:1
  • 応答速度:15ms(中間階調域)
  • 色域:Adobe RGBカバー率97%、DCI-P3カバー率99%
  • 入出力端子:USB Type-C(DisplayPort Alt Mode、HDCP 2.3)、DisplayPort(HDCP 2.3)、HDMI(Deep Color、HDCP 2.3)、USB Type-A×4、USB Type-B×1、RJ-45(1000BASE-T対応)、ヘッドホン(ステレオミニジャック)
  • 表示モード:BT.2020、BT.709、DCI-P3、PQ_DCI-P3、HLG_BT.2100、Adobe RGB、sRGBなど
  • HDRガンマ :HLG方式、PQ方式
  • 外観寸法:721×428.1〜583.1×290mm(横表示)
  • 質量:約12.3 kg
本誌:折本幸治