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シグマ、「SD1 Merrill」「SD1」のファームウェアを再公開

 シグマは11月20日、デジタル一眼レフカメラ「SIGMA SD1 Merrill」および「SIGMA SD1」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はSD1 Merrill用がVer.1.07、SD1用がVer.1.12。

SIGMA SD1 Merrill

 10月30日に公開したファームウェア(SD1 Merrill用がVer.1.06、SD1用がVer.1.11)を適用すると発生する不具合(まれに白とびした部分の周辺にノイズが発生してしまう現象)を修正したファームウェア。

 10月30日公開のファームウェアは、当該不具合のため11月12日から公開を中止していた。

 最新版にアップデートすると、30日公開のファームウェアの更新内容である「SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMとの組み合わせで、開放または開放に近い絞り値で撮影した時の周辺部の色味が改善する」の内容も適用される。

 SD1 MerrillおよびSD1は、ともにAPS-Cサイズ相当の有効4,600万画素(4,800×3,200×3層)Foveon X3センサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。SD1 Merrill(2012年3月発売)は、SD1(2011年6月発売)の価格改定版。SD1 Merrillの実勢価格はボディ単体が11万7,400円前後。

(本誌:武石修)