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ライカが新型カメラ「Mini M」をティザー予告

 ライカカメラ社は23日(日本時間)、公式Webサイトで新型カメラ「Mini M」を6月11日に発表すると予告した。6月11日(ドイツ時間)にMini Mについての情報をメールマガジン購読者に届けるとしている。

ライカカメラジャパンWebサイトのトップページ(24日15時現在)

 Webサイトに掲載された画像では、箱に入ったMini Mらしき製品を、ライカMとライカX2の間に入る「NEW LEICA FAMILY MEMBER」として位置づけている。

 「M」の文字を冠することからライカMシステム(Mマウント)に属する小型カメラとも推測できるが、同画像ではMシステムの「ライカM」、ティザーのMini Mに続き、Mシステムではないレンズ固定式APS-C機の「ライカX2」を“MICRO M”、日本製コンパクトデジタルカメラの「ライカD-LUX6」を“NANO M”と称している。そのため、レンジファインダー機構を省いたMマウントライブビュー機や新規格の小型システムカメラなどが、可能性として挙げられる。

 ライカのMシステムカメラは、3月発売の「ライカM」でCMOSセンサーを初採用したことにより、背面モニターを用いたライブビュー撮影に対応。距離計連動機構がなくてもMF撮影できる仕組みを持った。現行の小型システムカメラでは、ライカブランドのマイクロフォーサーズシステム用レンズ2本がパナソニックから発売されている。また、パナソニックのコンパクトデジタルカメラ「LUMIX」シリーズのレンズも、ライカカメラ社の基準による生産のもとライカブランドを冠している。

(本誌:鈴木誠)