吹雪大樹写真展「時の流れの何処かで」(CROSSROAD GALLERY)



何気ない日常というのは実際に何気ないものでしかない。

だから僕は、いっけん何気ないように見えるけれど
本当は大切なんだと感じるコトを写真に撮っている。

それはたいてい、世界の色やカタチにハッとした瞬間だったり、
愛するモノ達の息づかいだったりする。

でもそれらは結局、僕にとっての大切なコトでしかない。

だけど、知らない誰かにも何か伝わる事があると思う。
いつか僕が死んだあと、未来の知らない誰かにも・・・

たとえ僕が撮った写真と判らなくなっていてもいい。
時の流れの何処かで、僕は生きていると思うから。

・・・・・

2010年初夏から1年間にかけて、中国製トイカメラ「HOLGA」で作者の日常生活風景を撮影した2,600枚の写真の中からデジタルタイプCプリント(四切サイズ)で20枚を展示します。

止めることのできない時間の流れというものの中で、きっとこの先も変わることのないであろう人間の気持ちとは何か? ということを作者が目にした光景の中から描きます。

(写真展情報より)


  • 名称:吹雪大樹写真展「時の流れの何処かで」
  • 会場:CROSSROAD GALLERY
  • 住所:東京都新宿区四谷4-28-16吉岡ビル5階
  • 会期:2012年11月1日〜11月3日、11月8日〜11月10日

(本誌:折本幸治)

2012/10/17 13:30