【フォトキナ】「EOS 6D」がキヤノンのイベントで展示
キヤノンは17日(現地時間)、フォトキナ開幕前のイベント「キヤノンプレスカクテル」の会場にデジタル一眼レフカメラの新モデル「EOS 6D」を展示した。
EOS 6D。装着レンズはEF 24-105mm F4 L IS USM(以下同) |
既報の通り、EOS 6Dは35mmフルサイズセンサーを搭載するモデルで、EOS 5D Mark IIIよりも安価で小形軽量のカメラ。スペックなどの詳細はキヤノン、35mmフルサイズ小型軽量モデル「EOS 6D」を参照されたい。
ホールドすると、EOS 5D Mark IIIに比べて軽さを実感できた。小形になっているといってもグリップはしっかりしており、ホールディングに問題はないように感じた。シャッターも軽快に切れる。シャッター音はEOS 5D Mark IIIと明らかに異なり、EOS 5D Mark IIIがより切れのある音だとすれば、EOS 6Dはなめらかで静かなシャッター音だった。
無線LAN機能を内蔵したのもEOS 6Dの大きなトピック。無線LANで実現できるさまざまな機能のメニューが用意されている |
無線LAN機能と併せてGPSレシーバーを内蔵したのも大きな進化点 |
EOS 5D Mark IIIと並べると前面からのサイズは一回り小さく、EOS 7Dよりも小さく見えるほどだ。しかし、EOS 6Dのペンタ部のラインはEOS 5D Mark IIIの意匠を汲むもので、EOS 6Dはさながら“EOS 5D Mark IIIの小型版”といった印象だった。
EOS 5D Mark III(左)との比較 |
EOS 7D(右)との比較 |
ボディの前面と背面はマグネシウム合金製 |
EOS 6Dのエンジニアリングモデルも展示してあった |
「EF 24-70mm F2.8 L USM」や「EF 50mm F1.2 II USMを装着したところ、ボディの方が軽いとあって重量バランスがやや前寄りになるのも感じた。
EOS Mおよびレンズ、マウントアダプターのエンジニアリングモデルも展示していた |
EF 50mm F1.2 II USMを装着したところ |
イベント会場の入り口 | 会場はライン川のすぐ脇にあるレストラン |
2012/9/18 08:24