斉藤麻子写真展「FIELD NOTE」(ニコンサロンbis大阪)


作者は、2008年に工事現場で少し赤味を帯びた土を見た際に、「関東ローム層とはいつ頃の、どのようなものだったのか?」と疑問に思った。以来、「露頭」(地層や岩が露出しているところ)を撮影し始めた。
二千万年も前に火山の爆発によって噴出した火山灰や、約三億年も前に形成された海洋プレートに乗って運ばれてきた石灰岩。本展では、これら地質時代の産物である“露頭”と、それをとりまく現在の風景を、一秒にも満たないシャッタースピードで切り取り、記録したものを展示する。
カラー作品。
(写真展情報より)

  • 名称:斉藤麻子「FIELD NOTE」
  • 会場:ニコンサロンbis大阪
  • 住所:大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階
  • 開催日:2012年3月8日~2012年3月14日
  • 時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
  • 休館:会期中無休




(本誌:武石修)

2012/2/23 00:00