戸塚努写真展「Surface at random 東京」(オリンパスギャラリー東京)


東京都といえば日本の首都、政治経済の中心であることはもとより、人間の暮らしにとっても世界に影響を与える程の大都市である。私の住む埼玉とは比較にならない程、人的にも絶対量が違うし、それを支える空間的、物理的いろいろなものの形が、この街には溢れている。もとより、今の東京のなんたるかは、私の視覚的、感覚的なものによってしか映像としてたぐり寄せることはできない。色彩を通して感じるもの、造形的なものを通して感じられるもの、東京のイメージを心に抱きながら一歩一歩進む。とりあえず、空間の中に人間がどのように存在しているのか、生活感の少ない中で都市のカオス(混沌)が、そのような処に表層として湧いているのか、この二つの課題を似て取材を進めている。

出展作品数:カラー約40点(写真展情報より)

  • 名称:戸塚努写真展「Surface at random 東京」
  • 会場:オリンパスギャラリー東京
  • 住所:東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル
  • 開催日:2012年1月19日~2012年1月25日
  • 時間:10時~18時(最終日は15時まで)
  • 休館:日、祝日

(本誌:武石修)

2012/1/17 12:38