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NANGA、車中泊を快適にするインフレータブルマット「Raikot」

NANGA(ナンガ)は、インフレータブルマット「Raikot(ライコット)」を4月30日(水)に発売した。3シーズン用の「Raikot #1」と厳冬期対応の「Raikot #2」の2タイプを用意。直販価格は前者が2万3,800円、後者が2万7,800円。

両モデルとも軽量性と収納性を兼ね備え、テント泊はもちろん車中泊など多彩なアウトドアシーンでの活用が期待できるマット。

Raikot #1
Raikot #2

「Raikot #1」はR値(断熱性の指標)2.5で春から秋の使用を想定。キャンプやトレッキングなど幅広い場面で役立つ汎用モデルという。一方、「Raikot #2」はR値5.0の高断熱設計で、冬季や高地での使用時も地面からの冷気を効果的に遮断する。

Raikot #1
Raikot #2

いずれも収納袋がポンプ代わりになるインフレーションドライサック仕様を採用。バルブに接続し空気を押し込むだけで膨らませられるため、口で吹き込む必要がなく設営も容易に行えるという。

体重がかかる肩甲骨部と腰部には、NANGAのブランドロゴにも使われている稜線をモチーフにした滑り止めを配置。寝返りを打っても寝袋がずれにくく、安定した寝姿勢をキープできる工夫が施されている。

コンパクトに収納可能で、バックパックの中でもスペースを取らず携行性に優れるとしている。

NANGAは布団が地場産業の滋賀県米原市で1941年に創業したダウンメーカー。社名は標高8,126mのヒマラヤ山脈「ナンガ・パルバット」に由来している。

本誌:佐藤拓