梅辻敦子写真展「街(予感)」(ニコンサロンbis大阪)


毎日のように繰り返される何気ない日々の中、さまざまな人が行き交う街。
瞬きをするくらいの短い時間で出会った、顔も名前も知らない人達。
先を急ぐ人、たたずむ人。価値観も違う。
それぞれの人が色々な想いを持っていて、迷ったり、ときめいたり、やりきれなかったり、どうしようもない気持ちを持ちながらも自分と向き合い、今を生きている。
作者は、そういう微妙に揺れ動く眼に見えない想いや瞬間をイメージし、予期せずに出会った瞬間に何かを感じ、想いが心に響き、愛おしい気持ちでシャッターを切った。撮影をしていくうちに、もしかしたら被写体を通して自分自身を投影しているのかもしれないという思いにもなった。
喧騒の中、シャッターを切った瞬間、時が止まったかのような静寂が訪れた。しかし、また日常が続く。そして、それは眩しくて、今日より素敵なその先へ続いている。カラー40点。
(写真展情報より)

  • 名称:梅辻敦子写真展「街(予感)」
  • 会場:ニコンサロンbis大阪
  • 住所:大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階
  • 会期:2011年12月22日~2011年12月29日
  • 時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
  • 休館:会期中無休

(本誌:鈴木誠)

2011/12/7 12:58