ユビキタス、無線LAN向けソリューションが「LUMIX DMC-FX90」に採用


 ユビキタスは30日、同社の無線LAN向けソリューション「Ubiquitous WPS」が、パナソニックの無線LAN対応コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-FX90」に採用されたと発表した。

LUMIX DMC-FX90

 Ubiquitous WPSは、Wi-Fi Allianceが定めるWPSの最新規格「WPS 2.0」にいち早く対応したという組み込み用ソフトウェア製品。コードサイズが小さく、限られたROM/RAMサイズでもOSを問わず組み込みできるよう設計し、また短期間で実装できるという。

 同ソフトウェアの採用により、9月22日に発売したDMC-FX90においてボタン1つでの無線LANセットアップと接続を実現したとする。

 また、パナソニックが提供するスマートフォン用アプリ「LUMIX LINK」のコアテクノロジーとして同社の「ネットワーク連携ソリューション」が採用。デジタルカメラとスマートフォンにおける画像共有の実現に貢献したとしている。

ネットワーク全体像(ユビキタス提供)

 DMC-FX90は、無線LANの搭載によりスマートフォンやWebサービスと連携できるコンパクトデジタルカメラ。無線LANルーターやスマートフォン経由のインターネット接続により、パナソニック「PicMate」のほか、Facebook、mixi、Picasa、Flickr、YouTubeに対応するとしている。パソコンやAV機器への画像転送にも対応。実勢価格は3万4,800円前後。



(本誌:鈴木誠)

2011/9/30 12:39